新型コロナウイルスの感染症に関する人権への配慮について
市民のみなさまへ
新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、宝塚市内においても感染した方がいらっしゃいます。
そういった状況の中、宝塚市内でも、誤解や偏見、忌避意識などにより、医療機関や福祉施設の従事者、その家族に対する誹謗中傷や風評被害が見られます。
このような時だからこそ、医療や福祉の現場の最前線で頑張っておられる方々を応援するとともに、不確かな情報に惑わされることなく、冷静に判断、行動することが大切です。
敵は人ではなく、ウイルスです。新型コロナウイルス感染症からの不安が、人の気持ちに影響し、不当な偏見、差別、いじめ、SNS等での差別的な書き込みにつながっています。ぜひ、みなさまの冷静な行動で、このネガティブな「気持ちの感染」が広がるのを防ぎましょう。
- 新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために【国民の皆様へ日本医師会からのメッセージ 】(外部リンク)
- 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~(日本赤十字社)(外部リンク)
- ウイルスの次にやってくるもの(動画)(日本赤十字社)(外部リンク)
新型コロナウイルスワクチン接種に関連した人権への配慮について
新型コロナウイルス感染症の感染収束に向けて効果が期待される新型コロナウイルスワクチンですが、その効果や副反応など、さまざまな情報がテレビや新聞で報道されています。
接種を受けることは強制ではなく、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただくものであり、中には、体質や持病などの理由で摂取できない人もいます。
正当な理由もなく、ワクチン接種の有無や接種をしない理由を聞き出そうとする行為は、個人の大切なプライバシーを侵すことになります。
ワクチンを接種していない人に対して、接種を強制したり、いじめ、職場や学校における不利益な取扱いをすることは、人権を侵害する行為で決して許されるものではありません。
一人ひとりがお互いを思いやり、引き続きすべての人々の人権が尊重される心豊かなまちづくりにご理解とご協力をお願いします。
マスクの着用に関する配慮について
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクの着用が奨励され、習慣化しています。
多くの方が、マスクを着用されている中で、マスクを着けていない方を見たら、「何か理由があるのかも」と相手の事情に思いを寄せていただけたらと思います。
すべての人々が、マスクの着用に関する個人の意思に配慮し、偏見や差別が生じないように、マスクを着用する人・しない人それぞれの人権が尊重される心豊かなまちづくりにご理解とご協力をお願いします。。
相談窓口について
新型コロナウイルス感染症の感染が国内で拡大し、宝塚市内においても感染した方が出ています。感染した方やその家族、感染症対応をされている医療関係者、また、中国から帰国された方や外国籍の方などに対して、不当な差別や偏見、いじめ、SNSでの誹謗中傷などは許されることではありません。
人権侵害を受けた場合は、下記の相談窓口にてご相談ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
総務部 人権平和・男女共同参画課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎3階
電話:0797-77-2013(人権相談に関すること)
0797-77-9100(人権啓発・男女共同参画・平和施策に関すること)
ファクス:0797-77-2171
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