囲碁で育む!子どもたちの非認知能力(西山小学校)

本市では、これまでに公立幼稚園、保育所において、一般財団法人関西棋院から講師を派遣していただき、幼児期の集中力、考える力、自己調整力、相手を思いやる心などの非認知能力を育むことを目的に、囲碁に取り組んできました。こうした取組を、小学校、中学校までに広げるため本年3月に本市と関西棋院が連携協定を締結しました。
新しい取組として、小学校への派遣を開始し、その第1号として、西山小学校のクラブ活動に関西棋院の藤原克也六段に来ていただきました。藤原六段は、幼稚園、保育所で囲碁を指導していただいており、子どもたちに分かりやすく、楽しく教えてくださる、大人気の先生です。
46人が所属するクラブでは、普段は、様々なボードゲームやカードゲームなどを楽しんでいます。囲碁は初めての子どもたちばかりで、藤原六段が用意してくださったホワイトボードに貼る大きな碁盤と碁石に興味津々。ルール説明も真剣に聞いていました。
ルールが分かってきたところで、チーム対局を開始!46人の子どもたちを、黒チームと白チームの2チームに分けて対局しました。一人一人の子どもたちが石を打つたびに、藤原六段は「いいね」「おっ!これはすごい手だ」「考えてるね」など褒めてくださり、子どもたちは満足そうな表情をみせていました。子どもたちは、囲碁のルールの1つである、石を囲んで相手の石をとるルールで勝負。チーム対局は、どんどん盛り上がり、黒チームの子どもが、たくさんの白石をゲットしたときに最高潮に。今日の勝負は、黒チームの勝ちでした。最後の感想では、「とても楽しかった」という声が聞けました。西山小学校の皆さん、これからも囲碁を楽しんでくださいね。
関西棋院からは、紙版の囲碁セットやルールブックなどを子どもたちにプレゼントしていただきました。ありがとうございました。今後も、囲碁を通して非認知能力を育む取組を進めていきます。

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