液状化危険性予測
地震の際に、振動によって地盤が液体のようになって砂が噴き出したり流動したりする現象を地盤の液状化と呼びます。地盤の液状化は、地盤の支持力を低下させ、その上に立っている建築物や構造物は傾いたり沈下するなどの被害をもたらします。深い基礎のある構造物では建物と地盤で動きが異なるため、建物自体の被害は少なくてもパイプのジョイント部等が破損することになります。また、地下埋設管にも被害を与え、埋設管や継手の破断、極端な場合には管が地上に浮上してしまうこともあります。
液状化の判定は、地震により液状化を起こそうとする力と砂層の液状化に抗する力とを比較することにより行いました。
液状化予測は、(社)日本道路協会「道路橋示方書・同解説」に示された液状化判定手法を用いて、メッシュごとに液状化指数を算定し、液状化危険度を判定しています。
(平成9年3月宝塚市地域防災計画改訂業務防災アセスメント業務より)
液状化発生危険度 | 説明 |
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危険度A | 液状化危険度が極めて高い。液状化に関する詳細な調査と液状化対策は不可避。 |
危険度B | 液状化危険度が高い。重要な構造物に際して、より詳細な調査が必要。液状化対策が一般に必要。 |
危険度C | 液状化危険度は低い。特に重要な構造物の設計に際してはより詳細な調査が必要。 |
危険度D | 液状化危険度はかなり低い。 |
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