駐車場で火災発生!泡消火設備や移動式粉末消火設備を使いましょう
8月20日に神奈川県厚木市のパチンコ店の立体駐車場で多数の車が燃える火災が発生しました。
日頃想定することは少ないかもしれませんが、立体駐車場で火災が発生した場合、どうすれば良いのでしょうか。
どこであっても、火災が発生した場合の基本的な動きは「消火」「避難」「通報」の3つです。
その「消火」について、立体駐車場には泡消火設備と移動式粉末消火設備が設置されていることが多いです。
あまり目にすることも耳にすることもないこの設備。
いったいどのようにして使えばいいのでしょうか?
ここではその使用方法についてご説明いたします。
(1)泡消火設備
※時間がたてば自動でも作動しますが、火災を早期発見した場合早期に消火するため、手動の起動方法をお伝えします
1、天井付近に設置されている泡消火設備の配管の色を確認する
2、配管と同じ色で塗られた手動起動装置(赤い小さな箱)の場所へ行く
3、蓋を開ける
4、レバーを倒す
参考に、名古屋市中消防署作成の取り扱い動画を載せます。
(2)移動式粉末消火設備
1、扉を開ける
2、緑色の加圧用ガス容器の黄色いバルブを左に回す
3、ホースの付け根にある放出弁を下に向け、全開にする
4、ホースを延ばしてノズルのバルブを全開にする
参考に、名古屋市中消防署作成の取り扱い動画を載せます。
駐車場での火災は、車に積んでいるガソリンや軽油などの油に引火する場合が多く、油を効果的に消火するため上記の設備が設置されています。
せっかく高額な設備を設置しているのに、いざというときに使い方がわからず宝の持ち腐れとならないよう、使い方を知り、駐車場に設置されている設備に意識して目を留めてみてください。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 予防課
〒665-0033 宝塚市伊孑志3丁目14番61号
電話:0797-73-1953 0797-73-1957
ファクス:0797-77-3951
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。