宝消10 水槽付ポンプ消防自動車のサイド後方収納
(1)スタンドパイプ:吸水するために消火栓に接続します。
(2)筒先(ストレート注水):ホースの先端に接続し、消防士が手に持ち放水します。
(3)吸管:消火栓や自然水利から水を吸い込むためのホースです。
(4)スピンドルドライバー:消火栓の蛇口を開ける道具です。
(5)藤かご:吸管に水が吸い上げられる時にゴミの進入を防ぎます。
(6)枕木:吸管に装着して接触部分の保護をします。
(7)消火器:小さな火災や車両火災等に使う消火器です。
(8)筒先ノズル:筒先の先端に装着し、注水の形状を変えるための道具です。
スタンドパイプ
消火栓から水を吸水する場合は、このスタンドパイプの受け口を消火栓側に差し込み、差し口に吸管等を接続し使用します。
筒先(ストレート注水用)
ストレート注水に使用する筒先です。右の筒先は湾曲していて、隊員が持ちやすくなっています。写真のように地面に確保しながら注水することもできます。
吸管と藤かご
吸管の受け口は二種類あり、消火栓に接続する場合は専用の結合金具(左)と自然水利等から吸水する場合は藤かごを装着して(右)使用します。藤かごの中にはストレーナーと言って、ゴミが吸引されないようガードできる部品が装着されています。
スピンドルドライバー
消火栓キーとも呼ばれています。消火栓内のハンドル(蛇口のようなもの)をこの道具で回すことによって、消火栓から水を出します。吸管とスタンドパイプを接続し、吸水の準備ができ次第この道具を使います。
枕木(まくらぎ)
吸管を保護するための道具です。吸管が屈曲部に接続した時の損傷を防止するために使います。吸管は水を吸い上げる時の陰圧には強い構造になっていますが、中からの陽圧や外部からの圧力には弱い構造になっています。
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