宝消10 水槽付ポンプ消防自動車のサイド収納

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ID番号 1003319 更新日  2014年11月10日

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宝消10サイド中央右側の写真
10-T右サイド
宝消10サイド中央左側の写真
10-T左サイド

(1)ロープ類・クアドラノズル:救助活動に使用するロープ類、CAFS用泡原液の予備も積まれています。
(2)無線機:管制室やその他の車両、活動隊員(移動局)と連絡をとるために使います。
(3)筒先(エコファイター):ホースの一番先端に装着し、消防士が手に持ち放水を行うための道具です。
(4)e-モニター:消火活動時に吸水や放水、CAFS等のポンプ操作を行う操作装置です。
(5)吸水口:消火栓等の水源から水を吸い上げる入口です。
(6)中継口:他の消防車等から水を引き込む入口です。
(7)非常用スイッチ:e-モニターに不具合が起こった場合に、このボタンでマニュアル操作を行います。
(8)放水口:先端にホースを接続し、消防ポンプを通じて水を放水するための出口です。
(9)CAFS用泡原液:ミラクルCAFS(圧縮空気発泡装置)を使った泡放水を行うための原液です。
(10)消防用ホース:消火活動の際に消防車から火点まで水を送ります。
(11)吸管スパナ:吸水口がゆるんだ時に、このスパナで締めなおします。

クアドラノズル

クアドラノズルの写真

コンパクトサイズで機動力を重視した筒先です。中央のダイヤルを回すことにより、火炎の状況に合わせて放水流量を変えることができます。先端の形状から、きめ細かい霧状放水も可能です。ラインプロポーショナーを使って先端に泡アタッチメントを装着することで、高発泡放水も可能です。

筒先(エコファイター)

10-Tに積載されている筒先はエコファイターノズルというもので、普通の放水に加えてCAFSを使った泡放水にも対応できます。先端のハンドル部分を回すことによって、噴霧放水、ストレート放水の切りかえができます。中央のリングで流量の調整やCAFSの切りかえが可能です。

エコファイターの写真

エコファイターを持った写真

e-モニター

左側に吸水時真空がかかっているか確認を行う連成計、右側に放水圧力を確認する圧力計があります。中央の液晶画面がタッチパネルになっており、CAFS操作や各放口の状況把握等ができるようになっています。消火活動に応じて、水と原液との混合率を変えることもできます。左下のボタンは揚水を行うための真空ポンプON・OFF、右下にはスロットルダイヤル(放水圧力を調整するためのスロットル)があります。

eモニターの写真

eモニター電源ONの写真

吸水口

吸水口と吸管接続部の写真

吸水口は後方にある吸管へつながっています。消火に必要な水を引き込む大事な入口です。吸水口から引き込まれた水は一度ポンプ内を通り、機関員の放水操作によって放水口を通じて外部へ放出されます。

非常用操作装置

非常用操作装置の写真

e-モニターが故障等で使用できなくなった場合は、機関員のマニュアル操作によってスロットルの上げ下げや揚水操作ができるようになっています。

キャフス用原液

キャフス泡原液の写真

ミラクルCAFSを使った放水に使用する原液(ミラクルフォームアルファ)です。水と圧縮空気、そしてこの原液を混ぜて泡を発生させます。消火活動に応じて、WETとDRYの2種類の泡を選択することができます。原液はWETもDRYも同じものを使用しますが、水に対しての空気の圧縮率を変えることによって泡が変化します。

消防用ホース

消防車の放水口から接続して筒先まで水を送ります。消防ホースによって違いがありますが、宝塚市では主に長さ20メートル、呼称50ミリのホースを使用しています。消火活動に応じていろいろな巻き方で収納しています。消火活動時に消防車から火点まで隊員の手で伸ばします。先端は結合金具が付いていて、消防車側が受け口、筒先側が差し口となります。消防用ホースには厳しい基準があり、その基準に合格したホースしか消防用として使用できません。

消防用ホース二重巻の写真

消防用ホース狭所巻の写真

吸管スパナ

吸管スパナの写真

吸水口の接続部や吸管の先端の接続金具を脱着する道具です。場合によっては二本使用することもあります。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 西消防署 南部出張所
〒665-0051 宝塚市高司1丁目3-11
電話:0797-71-0119 ファクス:0797-77-3957
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。