「クビアカツヤカミキリ」について

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ID番号 1044416 更新日  2024年9月5日

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クビアカツヤカミキリ
クビアカツヤカミキリ(提供:兵庫県)

クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる特定外来生物です。兵庫県では、令和4年6月に明石市で初めて成虫が、その後、神戸市や芦屋市、西宮市、三田市でも成虫・フラスが発見される等、これまでに5市で被害が確認されています。早期発見、早期防除が重要です。

なお、クビアカツヤカミキリは、平成30年1月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」の特定外来生物に指定されており、 飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が禁止されています。 

成虫、フラスを発見したとき

成虫や大量のフラス(下図参照:木くずとフンが混ざったもの)を発見した場合は、お手数ですが環境エネルギー課または、県環境部自然鳥獣共生課までご連絡をお願いします。その際、下記の内容をお知らせください。

  • 発見された日時
  • 発見されたもの(成虫、フラスなど)
  • 発見された場所
  • 発見された木の種類(わかればで結構です)
  • 発見されたものの写真(成虫、フラスなど)

※ フラスについて
  成虫の活動は主に5~8月ですが、フラスは一年中見ることができます。フラスを発見し、通報していただく際は、被害木の樹種等が分かるように引きで撮った写真 及びフラスをズームで撮影した写真を添付してください 。

※ 成虫を捕まえた場合は、その場で殺処分をしてください。(なお、生きたまま持ち運ぶことは違法です。)

※ 死んでいる個体であっても、見つけた場合はご連絡ください。

提供いただきたい写真の例

被害木の樹種がわかる引きで撮った写真例
被害木の樹種がわかる引きで撮った写真の例です。(提供:兵庫県)
フラスの写真
フラス(木くずとフンが混ざったもの)(提供:兵庫県)
排糞孔
排糞孔からフラスを大量に排出する。(提供:兵庫県)

クビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォーム

被害拡大を防ぐには、みなさまからの情報が非常に重要な手がかりとなります。

兵庫県では、このたび目撃情報通報フォームを作成しましたので、ご利用ください。

※このフォームで通報いただいた内容は、兵庫県に送られます。

※このフォームについてのご質問等は、兵庫県環境部自然鳥獣共生課までお願いします。

クビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォーム(QRコード)
QRコード

クビアカツヤカミキリの特徴

体長

2~4センチ(触覚は含まない)

外観

・胸部(クビのような部分)が赤色。(ソロバンの玉のような形をしています)

・全体は少し青みががかった黒色。

・ツヤがある。

生態

人体に害はない昆虫ですが、サクラやモモなどの樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らすことで、農業被害や倒木などの被害を発生させます。

 

樹の中で2~3年かけて成長し、成虫になると樹から出てきます。

 

幼虫:3月下旬~11月頃にはフラス(木くずとフンが混ざったもの)を樹の幹や枝に開けた孔(排糞孔)から大量に排出します。

   ※フラスは、一年中排出されます。

   ※幼虫が小さいときは、太さ2mmほどの細く連なったフラスを排出します。

    幼虫が大きくなると最終的には太さ8mmほどまで太くなったうどん状のフラスを排出します。

 

成虫:5月末~8月に発生し、樹皮に産卵する。繁殖力が非常に強く、一匹のメスから1000個以上産卵した例もあります。

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2070(環境保全担当)
ファクス:0797-71-1159
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。