GIGAスクール構想の取り組み紹介
宝塚市内の小・中学校で、タブレットPCを使う授業がはじまっています
国のGIGAスクール構想で、市内すべての児童生徒にタブレットPCが貸与され、授業で使われはじめています。
しかし、子どもたちの生活経験はそれぞれ違います。スマートフォンやタブレットPCを使い慣れた子もいれば、初めてキーボードに触れるような子もいます。無事に授業で使えるのでしょうか?
まずはログイン、それからお絵描き――。最後には、学習用ドリルソフトの紹介まで。 学齢によって、取り組む内容は違いますが、タブレットを使っている子どもたちは、とても真剣。そして、なんだか楽しそうで目がキラキラと輝いていました。
西谷中学校でリモート授業の実践研究を行いました
今年度、西谷中学校は「実証研究校」として、オンライン授業に向けての実践研究に取り組んでいます。
5月31日には、第1回リモート授業実証研究が行われました。生徒のみなさんは、午前の授業を終えて帰宅し、午後の授業を自宅でタブレットPCを使ってリモートで行いました。
一年生は音楽、二年生は英語、三年生は社会。授業開始の前に、スタンバイを始める先生たちと生徒のみなさん。いよいよ授業の開始です。
音声が聞こえなかったり、画像が粗くなって生徒の顔が見えにくかったりと、トラブルはありましたが、先生たちの臨機応変の対応で、無事に第1回の授業は終わりました。
画面越しの授業でしたが、『生徒たちの反応が見え、授業の内容が伝わっている実感が持てた』との授業者の先生の感想がありました。この成果を、各校での実施に向けて参考にしていきます。
西谷中学校で情報教育を担当している鎌谷享史先生にインタビューをしました
Q1 タブレットPCが導入されて、どんなことが変わりましたか
まだ大きく変わったという実感がありませんが、これからを楽しみにしています。課題はありますが、休校になったとしてもオンライン授業ができ、生徒の顔が見られると思うと少し安心感が出てきました。
Q2 今後、どんなことに取り組んでいきたいですか
学校に来にくい生徒が授業を受けられるようにするオンライン授業、生徒が復習などに使えるライブラリの作成、動きが見える・音が聞こえるノート作り、生徒たちによる地域紹介の作品の制作など、取り組みたいことは山のようにあります。
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