PFASに関する情報提供

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ID 1051216 更新日  2025年9月22日

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PFASに関する情報・まとめ

「宝塚市における有機フッ素化合物(PFAS)の状況について(水道水・河川・地下水(井戸水))」宝塚市ホームページ

 本市の有機フッ素化合物(PFAS)に関する内容・最新の検査結果等については、以下のページをご覧ください。また、そのページの内容を資料(PDF)としてまとめましたので、必要な方はダウンロードしてご活用ください。

「有機フッ素化合物(PFAS)について」環境省ホームページ

 有機フッ素化合物(PFAS)全般・水道・水環境に関する内容について詳細に掲載されておりますので、最新の情報やよくある質問等はこちらのページをご覧ください。

「食品中のPFASに関する情報」農林水産省ホームページ

 令和6年度の国産農畜水産物のPFAS(PFOS、PFOA、PFNA、PFHxSの4種類)の含有実態調査が令和7年8月に公表されました。食品中のPFASに関する情報はこちらのページをご覧ください。

「PFOS、PFOAとは?」(環境省:令和6年8月公表)

 環境省が令和6年8月にPFOS、PFOAに関する最新情報を掲載した「PFOS、PFOAとは?」のリーフレットを公開しましたので、ご参照ください。

PFOS、PFOAが与える健康影響について

「有機フッ素化合物(PFAS)の食品健康影響評価について(評価書の概要)」 (内閣府食品安全委員会:令和6年6月公表)

PFOS、PFOAの疫学(人に対する)研究の状況と食品からの摂取量について 

P.38「まとめ:今回の食品健康影響評価でわかったこと」に以下の内容が示されています。

⚫ 疫学研究からは、PFOS・PFOAと健康影響との関連が「ある」という報告と「ない」という報告があり、それぞれの健康影響について検討した結果、PFOS・PFOAとの関連については確かなものとは言えない

 ➢ 疫学研究で報告されている健康影響については、指標値を算出するには証拠が不十分

 ➢ 発がん性について、PFOAと腎臓がん、精巣がん、乳がんとの関連の報告があるものの、証拠は限定的であり、指標値を算出するには情報が不十分

⚫ 今回設定したTDI(耐容一日摂取量:人が一生涯に渡って摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される、体重1kg当たり、1日当たりのPFOS・PFOAの摂取量)20ng/kg体重/日は、現時点で得ることのできたデータ及び科学的知見に基づくもの

 ➢ 将来的に、科学的知見が集積してくれば、TDIを見直す根拠となる可能性はある

⚫ 食品を通じて摂取するPFOS・PFOAの一日あたり平均摂取量は、TDIと比較すると低い状況

➢ 通常の一般的な国民の食生活(飲水を含む)から食品を通じて摂取される程度のPFOS・ PFOAによっては、著しい健康影響が生じる状況にはない

➢ PFOS、PFOA等のリスクを過剰に懸念して食生活を変更することには、栄養学的な過不足をもたらす等の新たな異なるリスクをもたらすおそれがある

 PFASの健康影響に関する知見、ヒトのPFASばく露量・摂取量に関する知見ともに不足しており、それらの確からしさに課題

※本内容は、下記リンク<「有機フッ素化合物(PFAS)」の評価に関する情報(外部リンク)>の「関連情報」の上から8行目にある資料「有機フッ素化合物(PFAS)の食品健康影響評価について(評価書の概要)[PDF形式:1,376KB]」を参照しています。詳細については、同資料をご覧ください。また、概要ではなく、より詳細な情報・評価をご覧になりたい方は同リンクの上から2行目にある資料「評価書[PDF形式:7,528KB]」をご参照ください。

「PFOS、PFOAに関するQ&A集」(環境省:令和6年8月更新)

PFOS、PFOAの摂取量と健康影響の関係

 P.1<PFOS、PFOAに関する基本的情報>の「2.人の健康への影響」に以下の内容が示されています。

⚫PFOS、PFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく検討が進められています。

⚫国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。

PFOS、PFOAの血中濃度と健康影響、外国で示されている血中濃度の評価値と健康影響の関係

 P.11<Q6:健康影響に関する血中濃度の基準はないのですか。PFOS、PFOAの血液検査を受ければ健康影響を把握できますか。>の解説に以下の内容が示されています。

⚫現時点での知見では、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が個人に生じるかについては明らかとなっていません。将来の個人の健康影響を予測するには、過去も含めた経年的なばく露やどの程度の量が身体に入ると影響が出るのかなどの情報も必要です。そのため、検査時点の血液検査の結果のみをもって個人の健康影響を把握・予測することは困難なのが現状です。また、PFOS、PFOAが人体に影響を与えるメカニズムも解明されておりません。このため、個人の健康影響を評価するための血中濃度に関する基準を定めることは困難です。

⚫外国において血中濃度の評価値を設定している例もありますが、この数値を超過した場合に各個人の健康障害を引き起こすということを意味するものではなく、主に集団としての状況を把握し、ばく露低減等の対策の参考として設定されているものですが、今後も議論される予定のものであり、引き続き注視していきます。

※本内容は、下記リンク<PFASに対する総合戦略検討専門家会議(外部リンク)>の「議事次第資料・議事録一覧」の資料「PFOS、PFOAに関するQ&A集」を参照しています。詳細については、同資料をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

上下水道局 施設部 浄水課(水質検査室)
〒665-0847 宝塚市すみれガ丘4丁目2番3号 水質試験所
電話:0797-83-6940 ファクス:0797-83-6941
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