水道水中の有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)について
令和6年8月までの有機フッ素化合物(PFAS)に関する情報、本市の水道水中の検出状況・低減対策をまとめました
PFASに関するニュースが新聞・報道等で毎日のように放送・掲載されており、お客様からも本市水道水中のPFASに関するお問い合わせを多数いただいております。上記内容について資料をまとめましたので、ご覧ください。
PFOS、PFOAの目標値等について
水道水におけるPFOS、PFOAについては、令和2年4月1日に厚生労働省において、「PFOS及びPFOA」が水質管理目標設定項目〔※1〕に設定され、合算で50ng/L〔※2〕以下とする暫定目標値〔※3〕が定められました。
〔※1〕 水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目
〔※2〕 50ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の50グラムの物質が溶けていることを表します。
〔※3〕 ヒトが一生涯毎日2L飲用し続けても問題ないとされる値
検出状況(令和6年9月(8月28日採水)実施分を更新しました)
本市では「PFOS及びPFOA」が水質管理目標項目に設定されてから、おおむね3か月ごと※1に外部委託にて水道水の水質検査を行っています。なお、1回目(令和2年6月2日)の検査にて、市内1地点で暫定目標値を超過していることが判明しましたが、それ以降の検査では暫定目標値を下回っていることを確認しています。なお、検査開始から約3年にわたる継続監視により、小浜浄水場系の水道水の値がおよそ40ng/L台であることが分かってきましたので、2023年2月から下記の取り組みを実施しました。今後も検査を継続し、低減対策を推進してまいりますので、安心してご使用ください。
※1:浄水場の清掃等の関係で、検査日が多少、前後します。
取り組み概要
本市では、「PFOS及びPFOA」の低減対策として、2023年2月に小浜浄水場の取水源である深井戸1本の取水量を半減させ、5月に別の深井戸1本の取水量を半減させました。また、2024年8月には、さらに上記の深井戸2本からの取水を停止しました。取水量半減および、取水停止による減量分は惣川浄水場の水道水で補い、小浜浄水場の水道水と混合することで更なる低減を図っています。
今後はさらに他浄水場の浄水を小浜浄水場に送水する方法を考案し、費用対効果、工期等を考慮して最善策を決定し、低減対策を推進していきます。
併せて、国の動向に注視しながら監視を継続し、「PFOS及びPFOA」の検査結果を公表していきます。
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このページに関するお問い合わせ
上下水道局 施設部 浄水課(水質検査室)
〒665-0847 宝塚市すみれガ丘4丁目2番3号 水質試験所
電話:0797-83-6940 ファクス:0797-83-6941
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