事例 「やりたい」を「まち協」で実現する! 縛られない「ゆるさ」が生む現役世代の活躍(売布小学校区まちづくり協議会)
活動概要 売布小学校区まちづくり協議会では、PTAや自治会などの「あて職」で集まった人ばかりではなく、現役で子育て中・仕事中のメンバーも多く活動しています。 「せっかく関わるならおもしろいことをしたい」「できる範囲で続けたい」という空気があり、担い手不足が課題といわれる中でも、自然と人が残っていく風潮ができています。
今回は活動を引っ張っている岡田さん、島上さん、高原さんにお話を聞きました。
【団体連絡先】
売布小学校区まちづくり協議会 事務局 メールアドレス:mefu.machikyo.jimukyoku@gmail.com

続けて関わる人が増えたきっかけ

売布まち協は、数年前までPTAなどの「あて職」で関わった人は任期が終わるとまち協から離れることが多かったそうですが、今のメンバーの代になってから「終わっても続けて関わる」人が増えました。
大きなきっかけになったのが、eスポーツ企画。おもしろそうだと当時のPTA会長を巻き込み、実際に実施したことで「ここなら自分のやりたいことができる」と実感できたそうです。 さらに、任期が終わったあとにも「また一緒にやろうよ」と声をかけるなど、顔の見えるお誘いがあったことで、継続の輪ができていきました。
「穴だらけでもいいやん」という運営スタイル

売布まち協の一番の特徴は、「できる人ができるときにやる」スタイルをはっきりさせていることです。
役職に空きがあっても、無理に誰かに押しつけることはしません。メンバーも「全部きれいにそろってなくてもいい」「しんどい運営にはしない」という前提で関わっているので、縛られすぎずに参加できます。 この“ゆるさ”があるからこそ、役員クラスの人たちも自立して動けて、「趣味じゃないけど地域では何かしたい」という人が続きやすくなっています。
また、既存の取組を義務的にこなすのではなく、必要に応じて活動内容を変えていく柔軟さも持っています。
まち協は「やりたいことを実現する道具」
メンバーは「まち協という枠のために動く」というよりも、「地域でやりたいことを実現するために、まち協をうまく使う」という考え方をしています。 たとえば――
● 地域や学校を巻き込み、多世代交流ができるeスポーツ大会をやってみたい
● 近所で気軽に行ける花火大会があったら賑わいが出ていいな
● 部活動の地域移行や学校施設の活用をコミスクの中で考えていきたい
と、それぞれが「自分ごと」としてやりたいことを持っています。まち協がその受け皿になっているのが今の強みです。
また、「とりあえず、やってみよう!」という雰囲気が醸成されていることも後押しとなり、ユニークな活動が多く生まれています。

見えてきた課題と、これからほしいこと
一方で、「細かい事務はどうしても残る」「人に振りにくい作業が多い」という声もありました。楽しい企画は集まりやすいけれど、事務やお金の整理など“運営の芯”になるところは負担が偏りがちです。 そのため「ここにだけでも少し人件費があれば助かる」「お金のことを話せる場があれば参加したい」という要望も出ています。
他のまち協の取り組みも参考にしながら、地域同士でお金も含めて活動のリアルを話せる場があると、さらに良くなっていくかもしれません。
編集:令和7年(2025年)12月 TaCoLAB(担当:橋之爪、遠座)
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