考えよう!広めよう!「新エネルギー」第8回

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ID番号 1000327 更新日  2014年11月10日

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スマートグリッドについて

今号では、スマートグリッドについて考えます。

スマートグリッドとは、急速に発展したIT(情報通信技術)を使って電力のネットワークを効率的に、無駄なく使うことができる「次世代送電網」といわれる仕組みです。

近年、再生可能エネルギーの普及とともにスマートグリッドが注目されています。

再生可能エネルギーの供給量は天候や風向き、時間帯などによって差があり、電力の需要量と供給量が常に同じになるよう求められる現状の仕組みでは電力需給の安定制御が必要になります。

この問題を解消するためスマートグリッドは、ITによって供給量を安定制御しつつ、消費者へはスマートメーターでエネルギー消費量を「見える化」します。

これにより家電機器を動かす時間を調整したり、電力使用のピーク時間を分散することも可能になり、需要量と供給量のバランスが取りやすくなります。

また、低炭素・省エネルギー社会を実現していくために、家庭やビルなどでのエネルギー管理「HEMS」や「BEMS」などと連携したCEMS(地域全体のエネルギー管理システム)のスマートグリッド実証実験が北九州市など一部の地域で始められています。(下図イメージ参照)。

地域でエネルギーを無駄なく効率的に利用することが持続可能な社会を実現するためにも必要であり、再生可能エネルギーとともに普及が期待される仕組みです。

CEMSのイメージ図
CEMSのイメージ図(提供)北九州市役所

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2070(環境保全担当)
ファクス:0797-71-1159
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