6月23日から29日は男女共同参画週間です

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ID番号 1012162 更新日  2024年6月17日

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男女共同参画週間ポスター

男女共同参画週間とは

6月23日から29日までの1週間は、男女共同参画週間です。

平成11年(1999年)6月23日に男女共同参画社会基本法が制定されたことから定められました。

令和6年度(2024年度)のキャッチフレーズは「だれもがどれも選べる社会に」です。

内閣府が、男女ともに自らの個性と能力を発揮できるためのキャッチフレーズを募集し、応募総数2,348点から選ばれました。

男女共同参画週間では、男女共同参画社会について広く知っていただくため全国各地で様々なイベントなどが行われます。

宝塚市でも、宝塚市立男女共同参画センターで「男女共同参画スタディーズ2024 みんなで考えるジェンダーの基礎講座」を6月8日(土曜日)から6月29日(土曜日)までの全4回講座で開催します。他にも、男女共同参画センターでは、ジェンダーに関する図書など男女共同参画についての情報を得ることができます。

また、男女共同参画週間の取組として、男女共同参画にちなんだ特別寄稿をHP及び広報たからづか7月号に掲載します。

これからも本市では、すべての人が性別にとらわれず自分らしくいきいきと暮らせるまちをめざして、様々な施策に取り組みます。

ぜひ、この機会に男女共同参画社会の実現に向けて、一人ひとりができることを考えてみませんか。

 

 

男女共同参画週間特別寄稿

京都橘大学総合心理学部准教授で、カウンセリングオフィス天満橋代表の濱田 智崇(はまだ ともたか)さんに、男女共同参画週間のキャッチフレーズ「だれもが どれもを 選べる社会に」にちなんで、執筆いただきました。

濱田先生写真
濱田 智崇(はまだ ともたか)さん
京都橘大学総合心理学部准教授 カウンセリングオフィス天満橋代表

「相談窓口で『あなたが使えるシェルターがないから、どうすることもできない』と言われてしまいました。私は助けてもらえないのでしょうか。」これは、私のカウンセリングルームに来られた、DV被害者の方の声です。特に支援を難しくする事情があるわけではありません。ただ、被害者の性別が男性である、というだけです。

DVの問題に限らず、ある対象を支援すると、その支援自体は大変意義のあることであっても、支援が届きにくくなる別の対象が生じてしまうことがあります。ある方向から光を当てると必ず反対側には「影」もできてしまう、というのは、世の中のあらゆる物事について言えることではないでしょうか。「だれもがどれも選べる社会に」していくためには、私たちひとり一人が、自分の思い込みを一旦脇に置いて、違った方向からも光を当ててみようとする発想が、とても大切だと思います。

 

このページに関するお問い合わせ

総務部 人権平和・男女共同参画課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎3階
電話:0797-77-2013(人権相談に関すること) 
        0797-77-9100(人権啓発・男女共同参画・平和施策に関すること)
ファクス:0797-77-2171
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。