めふ保育所(わらべうた遊び)

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ID番号 1000209 更新日  2018年3月13日

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0歳児

わらべうたを楽しむ様子

寝返りからハイハイ、そしてつたい歩き、歩行のはじまりと目ざましい発達が見られるこの時期。赤ちゃんはいつも親しい大人に見守られながら遊びの世界を広げていきます。身のまわりにある大人にとっては何でもないものが、おもちゃになります。布、カップ、ペットボトル…音の出るもの、ころがるものを見つけてはくり返し遊んでいきます。布を1枚頭にかぶって「バァー」と顔を見せにっこり…

いろんな材質の布(タオルやハンカチ)でも遊びは広がります。そんな時、大人が布を手にとって顔の前で広げ「ジージーバー」のわらべうたをうたって遊んでみると、布のむこうで大人のうたと、布の動きに心を寄せる赤ちゃんの姿、そして最後の「トンデッター!」のところでは、笑顔いっぱいの子どもの表情に出会えます。

1歳児・2歳児

わらべうたを楽しむ様子

歩く姿、走る姿がだんだんとしっかりとしてきて、言葉も広がり個性が出てくる時期です。
「これはなにかな?」「あっちにいってみよう」と何に対しても興味津々で、探索活動もさかんになります。
また、いろんな物を容器に入れたり、出したりあるいはひっくり返したり、ひっぱったり、よじ登ったり…と両手、両足体全体を使って遊びの世界を広げていきます。

この時期にたっぷりと一人遊びを経験することが、幼児期の集中力や意欲的な活動の基になります。一人遊びに疲れたとき、ふと大人の姿を求め、甘えたくなり大人のひざにちょこんと座りにやってきます。そんな時、子どもの両手を持って、そっとうたってあげます。うたの最後に子どもの顔をのぞき込んで「ばあー」…きっと、子どもの満足そうなゆったりとした笑顔が返ってくることでしょう。

3歳児

わらべうたを楽しむ様子

言葉の世界もぐんと広がり、自分の思いがしっかりと出せるようになります。友達を求める気持ちも膨らみ「○○ちゃんと、遊びたい!」と思うようになります。友達と一緒の遊びを通してさらにその思いは広がります。ままごと遊び、積み木遊び、砂遊び…様々な遊びのそばにはいつも、友達がいます。友達の遊びの刺激を受けて遊び方を吸収しまた子ども同士の自己主張のぶつかり合いを通して我慢すること、譲ることの経験を積んでいきます。

クラスの友達と手をつなぎ合うことは、「友達と一緒」ということを実感できます。この頃になると集団で手をつなぎあうわらべうた遊びも楽しめるようになってきます。
「いっぴきちゅう」のわらべうたでは、みんなかわいいねずみになって手をつないで、輪になり、うたに合わせて輪が小さくなったり大きくなったりします。
大好きな友達の顔が近づいたり、離れたり…みんな、とびきりの笑顔です。

4歳児・5歳児

わらべうたを楽しむ様子

体も一段と大きくなり、自分の思いを表現する力がつき、友達関係も深まります。遊びのなかで、ルール守って遊ぶおもしろさを実感し、自分の力を出し切る満足感や達成感を様々な活動の中で感じ取っていきます。
幼児期のわらべうた遊びの中に、おにになる子どもが順に変わっていく役交代の遊びがあります。おには、うたやリズムに合わせて動きます。おにになっている間、みんなに注目されたり、遊びによっては、うたの中でおに一人でことばを言ったりします。おには時には孤独であったり、時にはあこがれであったり…また、周りの子どもも次は誰がおにか、心待ちにしながら順番を待つ心も育ちます。

例えば…
今日は雨降り、室内遊びをした後、部屋でわらべうた遊びを楽しむことにしました。担任は部屋の棚にあった布を丸めて、てるてるぼうずをつくり、おにに渡します。手をつないで輪になっている子ども達の中をおにがてるてるぼうずを持ってうたに合わせて歩き、うたの最後にそばにいる子にてるてるぼうずを渡して、役交代し遊びは続きます。

このページに関するお問い合わせ

子ども未来部 保育企画課 めふ保育所
〒665-0852 宝塚市売布1丁目7番1号
電話:0797-84-6434 ファクス:0797-81-2718
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。