VoL.4 「お庭カフェ」~お庭で育む「人とのつながり」、感じる「温かさ」~
第4回目は、古民家の「お庭」に小さな子どもから高齢者の人が集まり、温かな居場所が生まれている「お庭カフェ」の取り組みを紹介します!
心もポカポカ、こだわり食材のあったかごはん
古民家である望月ハウス(南口1丁目)の庭を活用した、誰でも参加できる「お庭カフェ」が毎月1回開催されています。庭の畑で収穫した季節の食材を取り入れた、こだわりのランチを提供するほか、バザーなど季節ごとにさまざまなイベントを開催しています。
「お庭カフェ」では、主催グループのメンバーの髙島さんがメニュー考案から調理までを担当し、丹精込めたこだわりのおいしい手作りごはんを食べることができます(材料実費800円、限定約40~45食)。取材に伺った日のメニューは、色鮮やかな黒豆ご飯、ホクホクの里芋コロッケ、春の芽吹きを感じる菜の花の白和えのほか、デザートにはミントが添えられた蒸し焼きショコラと入れたての香り豊かなコーヒーでした。
お庭がつなぐ「心」、生まれる地域の「居場所」
お庭カフェには、地域内外の小さな子どもから高齢者、また、地域の自治会や他の活動グループなど、さまざまな人が集まってきます。
参加者からは「子どもと来やすい場所。子どもと一緒に利用できる場所がなかなかないので助かっている」、「毎月楽しみ。顔を合わせ、一緒に成長を見守っていけるのが嬉しい」といった声もあり、「お庭カフェ」は、人々の温かい優しさに触れることができる場となっています。さまざまな世代の人々が交わることで、お互いの心を癒し、生きがいや健康につながっています。
「一緒」に食べることを大切に
髙島さんは「季節ごとに旬のおいしい食材を使った手作りご飯を皆さんに食べていただきたい。地域では、みんなが『一緒に』食べることができる場所は少ない。『一緒に』食べることを大切にしたいですね」と「お庭カフェ」に対する思いを話してくれました。みんなが「一緒に」ご飯を食べることで、会話が生まれ、人々がつながり、みんなにとっての地域の「居場所」となっています。
興味のある人は、ぜひ一度足を運び、人々の温かいつながりを実感してください。
<問い合わせ先>
「お庭カフェ」主催グループメンバー 川勝さん
電話:0797-71-9565
※お庭カフェは要予約
このページに関するお問い合わせ
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