直結給水方式のご案内

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ID番号 1001653 更新日  2019年3月28日

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安全で新鮮な水を給水しませんか?

直結給水方式は、水道水を集合住宅や店舗・福祉施設等で、貯水槽(受水槽)を経由せずに直接給水ができる給水方式です。
不衛生となりがちな貯水槽の問題を解決し、安全で新鮮な水が利用できる直結給水を考えてみませんか?

給水方式の分類

建物への給水方式は次のように分類できます。

  • 直結直圧方式
  • 直結増圧方式
  • 貯水槽方式

給水方式の分類

直結給水方式

直結直圧方式

配水本管の水圧で直結給水する方式です。

  • 2階建てまでの建物
  • 3階および4階建てまでの建物

直結増圧方式

配水本管から引き込まれた給水管に増圧ポンプ(ブースターポンプ)を直結し、給水管内の水圧を増圧して、直結給水する方式です。

  • 15階、200戸程度までの建物

貯水槽方式

  • 多量の水を使用する建物や、病院等の断水時にも給水を必要とする建物

直結直圧・直結増圧方式の適用範囲

直結直圧方式や直結増圧方式に切り替えるには、配水管の口径及び水圧調査のうえ、下記の主な条件を満たし、指定給水装置工事事業者による事前協議が必要です。(条件は下記以外にもあります。)

直結直圧方式

  • 建物の階数は3階および4階で、戸数はファミリータイプで12戸、ワンルームタイプで24戸以下
  • 配水管からの給水管への取り出し口径が50ミリ以下
  • 最上階への給水栓(蛇口)の高さが15メートル以下
  • 商業ビル・店舗などの1日最大給水量が12立方メートル以下
    など

直結増圧方式

  • 建物の階数は15階程度で、200戸程度まで
  • 配水管からの給水管への取り出し口径が75ミリ以下
  • 増圧ポンプを設置
  • 非常用の直圧給水栓を1箇所以上設置
  • 75mm増圧ポンプの設置は、水圧測定の結果により、配水管の水量・水圧等が安定している地域に限る。
    など

 

 

メリット・デメリット

病院、学校、ホテル、工場、大型飲食店など一時に大量の水を必要とする施設や、災害や緊急時にも給水を必要とする施設は、貯水槽方式にしなければなりません。
直結方式、貯水槽方式ともにメリットとデメリットがありますので、その建物に適した給水方式を選びましょう。

直結給水方式

メリット

  • 配水管の水が、直接蛇口まで供給されるため、水が新鮮です。
  • 水槽の清掃・点検にかかる費用が不要となります。
  • 水槽を設置するスペースが不要となり、その土地を有効利用できます。

デメリット

  • 災害・緊急時等で配水管が断水となった場合、すぐに断水になります。

貯水槽方式

メリット

  • 災害・緊急時等で配水管が断水となった場合でも、貯水槽に貯留されている水を利用できます。

デメリット

  • 水槽が不衛生な場合、安全な水が供給されないおそれがあります。
  • 水槽の清掃・点検費用がかかります。
  • 水槽設置のためのスペースが必要になります。

工事費用、維持管理

給水装置はお客様の財産です。工事費用及び維持管理にかかる費用は、すべてお客様のご負担となります。

工事着手までには


配水管の水圧を確認した後、指定給水装置工事事業者と協議を行い、適用条件を満たしているものについて許可します。
まずは、指定給水装置工事事業者へ工事見積もりのご依頼をお願いします。
詳しくは給排水設備課給水装置担当までお問い合わせ下さい。

このページに関するお問い合わせ

上下水道局 施設部 給排水設備課
〒665-0032 宝塚市東洋町1番3号 第二庁舎2階
電話:0797-73-3691 ファクス:0797-72-5381
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。