水道水質基準

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ID番号 1001681 更新日  2020年4月1日

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水質基準

水道水は、水質基準に適合するものでなければならず、水道法により、水道事業体等に検査の義務が課されています。

1 水質基準

水道法第4条には 「水道により供給される水は、次の各号に掲げる要件を備えるものでなければならない。」と規定されています。(表1参照)

表1 水道水の要件
番号 要件
1 病原生物に汚染され、又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものでないこと。
2 シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
3 銅、鉄、フッ素、フェノールその他の物質をその許容量をこえて含まないこと。
4 異常な酸性又はアルカリ性を呈しないこと。
5 異常な臭味がないこと。ただし、消毒による臭味を除く。
6 外観は、ほとんど無色透明であること。

2 水質基準項目(51項目)

水道法第4条に基づき具体的な基準を「水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)」で定めています。(表2参照)

表2 水質基準51項目
番号 項目 基準 分類
1 一般細菌 1ミリリットルの検水で形成される集落数が100以下であること。 病原生物の指標
2 大腸菌 検出されないこと。 病原生物の指標
3 カドミウム及びその化合物 カドミウムの量に関して、1リットルあたり0.003ミリグラム以下であること。 無機物質
4 水銀及びその化合物 水銀の量に関して、1リットルあたり0.0005ミリグラム以下であること。 無機物質
5 セレン及びその化合物 セレンの量に関して、1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 無機物質
6 鉛及びその化合物 鉛の量に関して、1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 無機物質
7 ヒ素及びその化合物 ヒ素の量に関して、1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 無機物質
8 六価クロム化合物 六価クロムの量に関して、1リットルあたり0.02ミリグラム以下であること。 無機物質
9 亜硝酸態窒素 1リットルあたり0.04ミリグラム以下であること。 無機物質
10 シアン化物イオン及び塩化シアン シアンの量に関して、1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 無機物質
11 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 1リットルあたり10ミリグラム以下であること。 無機物質
12 フッ素及びその化合物 フッ素の量に関して、1リットルあたり0.8ミリグラム以下であること。 無機物質
13 ホウ素及びその化合物 ホウ素の量に関して、1リットルあたり1.0ミリグラム以下であること。 無機物質
14 四塩化炭素 1リットルあたり0.002ミリグラム以下であること。 有機物質
15 1,4-ジオキサン 1リットルあたり0.05ミリグラム以下であること。 有機物質
16 シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン 1リットルあたり0.04ミリグラム以下であること。 有機物質
17 ジクロロメタン 1リットルあたり0.02ミリグラム以下であること。 有機物質
18 テトラクロロエチレン 1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 有機物質
19 トリクロロエチレン 1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 有機物質
20 ベンゼン 1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 有機物質
21 塩素酸 1リットルあたり0.6ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
22 クロロ酢酸 1リットルあたり0.02ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
23 クロロホルム 1リットルあたり0.06ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
24 ジクロロ酢酸 1リットルあたり0.03ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
25 ジブロモクロロメタン 1リットルあたり0.1ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
26 臭素酸 1リットルあたり0.01ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
27 総トリハロメタン(クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン及びブロモホルムのそれぞれの濃度の総和) 1リットルあたり0.1ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
28 トリクロロ酢酸 1リットルあたり0.03ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
29 ブロモジクロロメタン 1リットルあたり0.03ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
30 ブロモホルム 1リットルあたり0.09ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
31 ホルムアルデヒド 1リットルあたり0.08ミリグラム以下であること。 消毒副生成物
32 亜鉛及びその化合物 亜鉛の量に関して、1リットルあたり1.0ミリグラム以下であること。 着色
33 アルミニウム及びその化合物 アルミニウムの量に関して、1リットルあたり0.2ミリグラム以下であること。 着色
34 鉄及びその化合物 鉄の量に関して、1リットルあたり0.3ミリグラム以下であること。 着色
35 銅及びその化合物 銅の量に関して、1リットルあたり1.0ミリグラム以下であること。 着色
36 ナトリウム及びその化合物 ナトリウムの量に関して、1リットルあたり200ミリグラム以下であること。
37 マンガン及びその化合物 マンガンの量に関して、1リットルあたり0.05ミリグラム以下であること。 着色
38 塩化物イオン 1リットルあたり200ミリグラム以下であること。
39 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 1リットルあたり300ミリグラム以下であること。
40 蒸発残留物 1リットルあたり500ミリグラム以下であること。
41 陰イオン界面活性剤 1リットルあたり0.2ミリグラム以下であること。 発泡
42 ジェオスミン 1リットルあたり0.00001ミリグラム以下であること。 カビ臭
43 2-メチルイソボルネオール 1リットルあたり0.00001ミリグラム以下であること。 カビ臭
44 非イオン界面活性剤 1リットルあたり0.02ミリグラム以下であること。 発泡
45 フェノール類 フェノールの量に換算して、1リットルあたり0.005ミリグラム以下であること。 臭気
46 有機物(全有機炭素(TOC)の量) 1リットルあたり3ミリグラム以下であること。
47 pH値 5.8以上8.6以下であること。 基礎的性状
48 異常でないこと。 基礎的性状
49 臭気 異常でないこと。 基礎的性状
50 色度 5度以下であること。 基礎的性状
51 濁度 2度以下であること。 基礎的性状

3 水道水質基準の逐次改正

平成15年に水質基準として、50項目が設定されましたが、厚生科学審議会答申において、常に最新の科学的知見に照らして改正していくべきとの考えから、必要な知見の収集等を実施し、逐次検討がすすめられています。(表3参照)

表3 改正履歴
改正時期 改正内容(水質基準)
平成20年4月1日(2008年) ・塩素酸を水質基準に追加。基準値を1リットルあたり0.6ミリグラムとする。
平成21年4月1日(2009年) ・「1,1-ジクロロエチレン」に係る水質基準を廃止。
・「シス-1,2-ジクロロエチレン」に係る水質基準を「シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン」に変更。
・「有機物(全有機炭素(TOC)の量)」に係る水質基準を1リットルあたり3ミリグラム以下に強化。
平成22年4月1日(2010年) ・「カドミウム及びその化合物」に係る水質基準を1リットルあたり0.003ミリグラム以下に強化。
平成23年4月1日(2011年) ・「トリクロロエチレン」に係る水質基準を1リットルあたり0.01ミリグラム以下に強化。
平成26年4月1日(2014年) ・亜硝酸態窒素を水質基準に追加。基準値を1リットルあたり0.04ミリグラムとする。
平成27年4月1日(2015年)

・「ジクロロ酢酸」に係る水質基準を1リットルあたり0.03ミリグラム以下に強化。

・「トリクロロ酢酸」に係る水質基準を1リットルあたり0.03ミリグラム以下に強化。

令和2年4月1日(2020年)

・「六価クロム化合物」に係る水質基準を1リットルあたり0.02ミリグラム以下に強化。

このページに関するお問い合わせ

上下水道局 施設部 浄水課
〒665-0032 宝塚市東洋町1番3号 上下水道局庁舎2階
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