記念館だより2011年

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ID番号 4000007 更新日  2014年11月26日

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手塚ワールドで音楽三昧

11月3日(祝日)、エントランスホールで手塚治虫誕生日記念イベント「手塚ワールドで音楽三昧」を開催しました。出演は大阪音楽大学の学生の皆さんです。「手塚治虫はマンガを描きながらいつもクラシック音楽を聴いていたそうです。誕生日が『文化の日』というのは感慨深いですね。」との司会者のお話で始まりました。

Palette Saxophone Quartet(パレットサクソフォンカルテット)

第1部の出演はPalette Saxophone Quartet(パレットサクソフォンカルテット)。「鉄腕アトム」「海のトリトン」のアニメソング、手塚が好きだったクラシックの中からシューマンの「トロイメライ」など8曲を演奏しました。


Largo(ラルゴ)1

第2部の出演はLargo(ラルゴ)。「リボンの騎士」に始まり、6曲を演奏。ピアノとフルート、ボーカルのアンサンブルで、優しい歌声と爽やかな音色に館内が包まれ、その多彩な演奏に来館者の皆さんが聴き入りました。


Largo(ラルゴ)2

親子の理科教室 in 手塚治虫記念館「理科っておもしろい!」

10月22日(土曜日)・23日(日曜日)、親子の理科教室 i n 手塚治虫記念館「理科っておもしろい!」を実施しました。

小田垣孝・東京電機大学教授

小田垣孝・東京電機大学教授によるサイエンストークショー「『チカラ』のちから」では、ブーメランや紐とつないだボールを用いた実験で、様々な「力」を分かりやすく紹介。車のタイヤの前進など日常良く見かけるシーンの「力」の話に子どもも大人も興味津々!


スカイロケット実験

お話のあとは、一人ひとり、ゲーム感覚でチカラを体感できる「スカイロケット」の実験。ゴルフボールの上にピンポン球を重ねた発射筒をまっすぐ落として、ピンポン球をできるだけ高く打ち上げます。真上の風船に当たれば成功!親子で手を取り合って奮闘する姿がありました。


磁石ハリネズミ

常設の体験コーナーは4種類。「磁石ハリネズミ」は磁石を動かすと、鉄線の塊が変化する「マグネットパワー」を体感。想像を超える「マグネットパワー」に驚く様子が見られました。

ヤッサンの紙しばい・パッキラ紙しばい

10月9日(日曜日)・10日(祝日)に「ヤッサンの紙しばい」と、紙しばい作りワークショップ「パッキラ紙しばい」を実施しました。

ヤッサンこと安野侑志さん

紙芝居師のヤッサンこと安野侑志さんによる紙しばいが始まります。チャンスの神様パッキラキーン、これは、手塚治虫の小学生時代のエピソードを基にした「チャンスの神様」。「夢を大切にしてほしい」というヤッサンの願いが込められた作品です。
さらに今回は新作「黄金ハート」も披露。大泣きする女の子を助けに参上したのは「黄金ハート」。繊細な子どもの心を思い出させてくれるお話です。


だん丸さん

2日目は、だん丸さんが登場。クイズの答えは正解でなくてもだん丸さんが「おもしろい!」と思ったら景品がもらえます。迷回答続出でみなさん大笑い。


パッキラ紙しばい

「パッ」と心が見えて「キラッ」と輝く紙しばい作り「パッキラ紙しばい」。はがき大の紙4枚でチャレンジ!いちまい、にまい、さんまい、しまい(終い)。


紙しばい発表会

自分だけの紙しばいを発表します。ドキドキしながらの発表会。1人ひとり、キラッと光る作品が完成しました。

美樹本晴彦サイン会

美樹本晴彦さん

9月3日(土曜日)、企画展「osamu moet moso  feat.いとうのいぢ」に美樹本晴彦さんの新作「ミクロイドS」が登場したのを記念して、美樹本晴彦サイン会を開催しました。

天神英貴ミュージアムトーク・サイン会

天神英貴さん

8月6日(土曜日)、企画展「osamu moet moso  feat.いとうのいぢ」の関連イベントとして、本展から「osamu moet moso」に初参加された天神英貴さんのミュージアムトークとサイン会を開催しました。
トークでは、出展作品と同じ「ブラック・ジャック」「ジャングル大帝」「どろろ」「マグマ大使」の計5点(「マグマ大使」は2点)のイラストをバックに、手塚作品を描くことになったきっかけや、作品への思い、制作エピソードなどを聞かせてくださいました。「手塚作品はヒューマンドラマがベースになっているので、どの作品を取り上げるか迷った。『きりひと讃歌』は今回描かなかったけれど、一番好きで衝撃を受けた手塚作品」だそうです。また、マクロスの話題や声優活動のエピソードなど、この場でしか聞けないお話も次々飛び出し、あっという間の1時間でした。


天神英貴トークショーの様子

バックに展示されたイラストは、ジャンケンで勝ち残った参加者5名の方にプレゼントされました。


天神英貴サイン会

サイン会では、企画展に出展された「どろろ」のイラスト入りオリジナル台紙にサインしてもらいました。

マンガを描こう

マンガを描こう1

7月25日(月曜日)・26日(火曜日)に「マンガを描こう」を実施しました。
今年のテーマは「夏休みといえば!」。
それぞれ思い思いの夏休みを4コママンガにしていきます。


マンガを描こう2

みんな真剣な表情です。


マンガを描こう3

むずかしい絵も、先生にコツを教えてもらうとうまく描けるように!


マンガを描こう4

完成まであと少し…。
およそ2時間でしあげます。


マンガを描こう5

2日間でたくさんの面白い作品が出来上がりました!

 

(注)作品は、8月31日まで館内に展示しました。

いとうのいぢサイン会

いとうのいぢサイン会

7月23日(土曜日)、企画展「osamu moet moso  feat.いとうのいぢ」の関連イベントとして、いとうのいぢサイン会を開催しました。一人ひとりとお話したり握手を交わしたりしながら、企画展ポスターデザインが入ったオリジナル台紙にサイン。また、残念ながら参加できなかったお客様も集まってくださり、およそ1時間後に最後の方のサインが終わると、皆さんから拍手。終始なごやかで温かい雰囲気でした。

ミュージアムトーク・森下孝三監督「映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を語る」

森下孝三監督

5月8日(日曜日)、ミュージアムトーク「映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を語る」を開催、5月28日の映画公開を前に、森下孝三監督が製作のエピソードやみどころなどを話されました。
「登場人物の描き方を原作から変えてみようとしても、結果的に映像をみると『手塚治虫』になってしまう。それだけ、原作に描かれた骨格がしっかりしている。人物の個性や複数のストーリーをシンプルに絡ませながら分かりやすい構図が完成されている」と、今回の映画化を通して原作の魅力を改めて感じられたそうです。「壮大な大河ドラマは、映像製作者にとってはいつかやってみたい憧れ。『ブッダ』は最高の題材」という森下監督。いったん完成してからも4か月かけて納得いくまで練り直しをされました。みどころは「チャプラと母さん。チャプラは野心的だけど感情移入してしまう人物です」とのこと。
製作の舞台裏のエピソードなども盛りだくさんで、参加された皆さんは公開がいっそう楽しみになられたようです。

スキップ楽団ミニコンサート

スキップ楽団1

4月24日(日曜日)、スキップ楽団ミニコンサートを開催しました(午前11時と午後1時の2回公演)。
左から、ふしぎくん(ボーカル・ギター)、のっぽさん(キーボード)、はかせ(ヴァイオリン)。


スキップ楽団2

アニメソングやクイズなどで盛り上がりました。


スキップ楽団3

ゲストにアトムが登場。一緒にダンス!

新井素子・高井信対談「星チルドレンからみた星新一」

高井信先生・新井素子先生

2月5日、新井素子・高井信対談「星チルドレンからみた星新一」を開催しました。
SF小説の新人賞で、審査員の星さんから絶賛されたことが、作家デビューのきっかけになったという新井さん。
プロの作家になる前、ファンの頃から可愛がってもらったと話す高井さん。高井さんは入門書「ショートショートの世界」を著すなどショートショートの研究家でもあります。
礼儀には厳しいが、後輩作家に対して非常に面倒見が良い人だったと、星さんとの思い出を語り合いました。


サイン会

対談終了後はサイン会を行いました。

「神谷徹ストロー音楽のワンダーランド」

神谷徹氏1

1月23日、「神谷徹ストロー音楽のワンダーランド」を実施しました。
演奏の合間に、ストロー楽器の仕組みや、制作のエピソードを話す神谷さん。クラシックや童謡などレパートリーは多彩です。
ストロー楽器はすべて神谷さんの手作り、ほとんどは1つの曲専用に作られます。構想から20年以上かかったものもあるそうです。


神谷徹氏2

こちらは「かもめの水平さん」。
ストローを吹く息で、かもめの翼がゆったり動きます。


神谷徹氏3

こちらは「シャボン玉」。メロディーといっしょに本当のシャボン玉が飛び出します。
大人も子どもも、あっというまの楽しいひとときでした。

 

このページに関するお問い合わせ

産業文化部 手塚治虫記念館
〒665-0844 宝塚市武庫川町7番65号
電話:0797-81-2970 ファクス:0797-81-3660
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