特定外来生物オオキンケイギクについて

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ID番号 1056309 更新日  2024年5月7日

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オオキンケイギクとは

5~7月にかけて黄色く咲くオオキンケイギク

宝塚市内のあらゆる場所で目にするオオキンケイギクは、5~7月にかけて黄色いコスモスに似た花を咲かせ、一見とても美しく見えます。
ですが、実は特定外来生物に指定されている植物なのです。

オオキンケイギクは北アメリカ原産の多年草で、1880年代に観賞用・道路緑化用として日本に輸入されました。
ところが、繁殖力が強く日本の在来種(スミレやヒルガオなど)の生息地を奪ってしまうことから、2006年に「特定外来生物」に指定されました。

特定外来生物とは

特定外来生物とは、外来生物であって、生態系・人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から環境省が指定します。
指定された生物の取り扱いについては、栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放すことなどが原則として禁止されており、違反すると個人の場合は最大で300万円の罰金、もしくは3年以下の懲役、法人の場合は、最大で1億円の罰則が科されます。

上記のことから、特定外来生物に指定されているオオキンケイギクは、生きたままの運搬は禁止されているため、見つけた時は、下記のとおり処理を行いましょう。

オオキンケイギク駆除について

宝塚市では、2016年より宝塚市自然保護協会と連携して、逆瀬川を中心に駆除活動に取り組んでいます。
しかし、繁殖している場所は逆瀬川だけではありません。

在来種を保全するためにも、お住まいの地域で見かけられましたら駆除にご協力いただきますようお願いいたします。

市民の皆さまへ

ご自宅の周辺等で見かけられた場合は、種が飛ばないように下記の手順で処理を行ってください。

(1)オオキンケイギクの株をまとめてつかみます。

1つ目
写真:宝塚市自然保護協会提供

(2)株をつかんだままゴミ袋のなかに入れます。

2つ目
写真:宝塚市自然保護協会提供

(3)ゴミ袋の中で茎をはさみなどで断ち切ります。

3つ目
写真:宝塚市自然保護協会提供

(4)オオキンケイギクをそのままゴミ袋の中に捨てます。切って残った根っこも株ごと引き抜き(スコップや鎌をご利用ください)、根が残らないようにしてください。

4つ目
写真:宝塚市自然保護協会提供

(5)ゴミ袋を密閉して、その場で2~3日天日にさらしてオオキンケイギクを枯死させます。
※上記に記載のとおり、生きたままの運搬は法律で禁止されています。

(6)燃やすごみとして処理してください。

オオキンケイギク駆除イベントの実施について

オオキンケイギク駆除前

宝塚市では毎年オオキンケイギク駆除イベントを実施しており、令和6年度は例年より規模を拡大し行う予定です。

詳しくは下記のリンクよりご覧ください。
皆さまのご参加、お待ちしております。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
電話:0797-77-2070(環境保全担当)
ファクス:0797-71-1159
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。