新型コロナウイルスワクチンの有効性と副反応などについて

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ID番号 1041593 更新日  2022年8月30日

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新型コロナウイルスワクチンの有効性などについて

日本では現在、ファイザー社、モデルナ社、、アストラゼネカ社及び武田社のワクチンが薬事承認されており、予防接種法における接種の対象となっています。
これらのワクチンの新型コロナウイルス感染症の発症を予防する効果は、2回目の接種から一定の期間において、ファイザー社のワクチンが約95%、モデルナ社のワクチンが約94%、アストラゼネカ社のワクチンが約70%、武田社のワクチンが90%とされていますが、ワクチンの接種後であっても、これまでと同様に感染予防対策を行っていただく必要があります。

3回目接種について

日本で接種が進められているワクチンは、発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。
一方、追加接種により、低下した感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があることが、臨床試験や様々な疫学研究等で報告されています。

現在の日本においては3回目接種の対象は初回接種を完了した12歳以上の方となっています。(ファイザー社のワクチンは12歳以上、モデルナ社と武田社のワクチンは18歳以上が接種の対象となっています。)

武田社のワクチン(ノババックス)について

ノババックス社が開発したワクチンを武田薬品工業株式会社より薬事承認申請されたものであり、2022年4月19日に薬事承認されました。
武田社のワクチンは組換えタンパクワクチンであり、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質をナノ粒子化した製剤で、免疫の活性化を促進するためのアジュバントが添加されています。本剤の接種により組換えスパイクタンパク質がヒトの細胞内に取り込まれると、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています。

組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、B型肝炎ウイルスワクチンをはじめ幅広く使用されている技術です。この技術は世界中ですでに広く使用され、長期の使用実績があります。

4回目接種について

新型コロナウイルス感染症は高齢者ほど重症化しやすく、また、一定の基礎疾患がある方についても重症化しやすいことが明らかになっています。
こうした中、オミクロン株流行下において、60歳以上の方に対する4回目接種により、死亡予防効果が得られるという報告や重症予防効果は少なくとも接種から6週間経過しても3回目接種と比較して大きく低下せず維持されていたという報告があり、重症化リスクの高い方への効果が期待されています。

4回目接種は重症化予防を目的として実施しています。
3回目接種から5か月以上が経過した次の方が対象です。
・60歳以上の方
・18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方
・医療従事者及び高齢者施設等の従事者

日本において、現時点で4回目接種で用いるワクチンはファイザー社もしくはモデルナ社のワクチンとなっています。

オミクロン株への効果

オミクロン株に対する初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果は、デルタ株と比較して低下するものの、追加接種により回復することが示唆されています。入院予防効果も、デルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、発症予防効果と比較すると保たれており、追加接種で回復することが報告されています。

交互接種について

追加接種(3回目)に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチン又はモデルナ社のワクチン)又は組み換えタンパクワクチン(武田社のワクチン)を用いる事が適当であるとされています。
初回接種において、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社または武田社のワクチンを受けた場合、追加接種(3回目)では初回接種時に用いたワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社、モデルナ社又は武田社のワクチンのいずれかを使用する事が可能です。
4回目接種について現時点ではファイザー社もしくはモデルナ社のワクチンが使用可能となっています。
 

初回接種(1,2回目) 追加接種(3回目) 追加接種(4回目) 抗体価
ファイザー社ワクチン モデルナ社ワクチン
武田社ワクチン

 

 

 

 

ファイザー社ワクチン
モデルナ社ワクチン




 

いずれの場合も上昇

モデルナ社ワクチン ファイザー社ワクチン
武田社ワクチン
アストラゼネカ社ワクチン ファイザー社ワクチン
モデルナ社ワクチン
武田社ワクチン
武田社ワクチン ファイザー社ワクチン
モデルナ社ワクチン

小児(5~11歳)の接種について

国内における小児(5~11歳)の新型コロナウイルス感染症は、中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株の流行に伴い新規感染者が増加する中で、中等症や重症に至る症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。
また基礎疾患がある小児では、新型コロナウイルスに感染することで重症化するリスクが高くなると言われています。かかりつけ医とよく相談しながら、接種をご検討ください。

現在、5~11歳を対象に使用できるワクチンはファイザー社のワクチンです。日本では令和4年1月21日に薬事承認されています。
また、オミクロン株が流行する前のデータではありますが、小児へのワクチン接種により新型コロナウイルスに対する中和抗体価の上昇や90.7%の発症予防効果が確認されています。

新型コロナウイルス感染後の接種について

新型コロナウイルスに感染した方でも初回接種、追加接種に関わらず、ワクチンを接種することが出来ます。これは、このウイルスが一度感染しても再度感染する可能性があることと、自然に感染するよりもワクチン接種の方が、新型コロナウイルスに対する血中の抗体価が高くなることや、多様な変異に対する抗体の産生も報告されています。

新型コロナウイルスに感染してから接種するまでの期間については、初回、追加に関わらず、感染後、体調が回復して接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間に関わらずにワクチンを接種することが出来ます。モノクローナル抗体や血漿療法による治療を受けた場合も、本人が速やかにワクチン接種を希望する場合には、必ずしも一定期間を空ける必要はありません。

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新型コロナウイルスワクチンの副反応などについて

現在、日本で接種が進められている新型コロナウイルスワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

発現割合 症状
ファイザー社のワクチン

モデルナ社のワクチン

アストラゼネカ社のワクチン

武田社のワクチン

50%以上

接種部位の痛み、

疲労、頭痛

接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛  接種部位の痛み、疲労、頭痛  圧痛、疼痛、筋肉痛、疲労
10 ~ 50%  筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑 倦怠感、悪寒、関節痛、吐き気、接種部位の熱感・かゆみ 頭痛、悪心、嘔吐、関節痛、倦怠感
1 ~ 10%  吐き気、嘔吐 接種後7日目以降の接種部位の痛みなど  発熱、嘔吐、接種部位の腫れ・発赤・硬結・四肢痛、無力症 発赤・紅斑、腫張、硬結、発熱、四肢痛
頻度不明       そう痒症、リンパ節症、発疹、じん麻疹、悪寒

接種直後よりも翌日に痛みを感じている方が多くなっています。

接種後1週間経ってから、痛みや腫れなどが起きることもあります。

疲労や関節痛、発熱など、1回目より2回目の方が頻度が高くなる症状もあります。

3回目については、ファイザー社のワクチン及びモデルナ社のワクチンいずれの場合も、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同等であると確認されています。
腋窩痛(わきの下の痛み)、リンパ節症(リンパ節の腫れ)及びリンパ節痛については、3回目接種後の方が、2回目接種後と比較して、その発現頻度は高い傾向が見られました。このような、追加接種時でリンパ節の腫れ等の発現割合が高いことは、米国で実施された臨床試験の結果の中でも報告されています。

小児(5~11歳)の接種による副反応について

12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、殆どが軽症又は中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

発現割合 症状

50%以上

接種部位の痛み、疲労

10~50% 頭痛、注射した部分の発赤や腫れ、筋肉痛、悪寒
1~10%

下痢、発熱、関節痛、嘔吐

 

接種後、すぐに現れる可能性のある症状 

アナフィラキシー

・薬や食物が体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。

・起こることは極めてまれですが、接種後に、もしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。

血管迷走神経反射

・ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。

・誰にでも起こる可能性があるからだの反応で、通常、横になって休むことで自然に回復します。

・倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。

 予防接種法に基づく医療機関からの副反応報告疑い報告状況について

下記の「第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料」をご参考ください。

 

【全国の副反応疑い報告】 
(令和4年7月10日までの接種分)
ファイザー社のワクチン   29,133件     ※推定接種回数 218,989,953回
                                    (このうち、死亡報告は1,616件)
《専門家による評価》
ワクチンと症状との因果関係が否定できないもの : 0件 
ワクチンと症状との因果関係が認められないもの : 10件              
現時点では評価できないもの          : 1,606件


(令和4年7月10日までの接種分)
ファイザー社の小児用ワクチン  110件     ※推定接種回数 2,692,810回
                                    (このうち、死亡報告は1件)
《専門家による評価》
ワクチンと症状との因果関係が否定できないもの : 0件 
ワクチンと症状との因果関係が認められないもの : 0件              
現時点では評価できないもの          : 1件


(令和4年7月10日までの接種分)
モデルナ社のワクチン  5,083件    ※推定接種回数 65,722,507回
                                     (このうち、死亡報告は162件)
《専門家による評価》
ワクチンと症状との因果関係が否定できないもの : 0件
ワクチンと症状との因果関係が認められないもの : 1件             
現時点では評価できないもの          : 161件 


(令和4年7月10日までの接種分)
アストラゼネカ社のワクチン   16件    ※推定接種回数 117,564回
                                     (このうち、死亡報告は1件)
《専門家による評価》
ワクチンと症状との因果関係が否定できないもの : 0件
ワクチンと症状との因果関係が認められないもの : 0件             
現時点では評価できないもの          : 1件


(令和4年7月10日までの接種分)
武田社のワクチン          7件   ※推定接種回数 47,031回
                                     (このうち、死亡報告は0件)
《専門家による評価》
ワクチンと症状との因果関係が否定できないもの : 0件
ワクチンと症状との因果関係が認められないもの : 0件             
現時点では評価できないもの          : 0件

予防接種健康被害救済制度について

予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障碍が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
 アナフィラキシーやその他の副反応について、接種医師やかかりつけ医とご相談のうえ、申請をご希望される方は、宝塚市立健康センター予防接種担当者(0797-86-0056)までご連絡ください。 なお、接種時に宝塚市以外に住民票があった方は、住民票があった自治体にご連絡してください。

【注意点】
・医療機関が発行する診断書などの必要書類については、費用が自己負担となります。
・医療費等を自己負担した際の領収書は必ず保管しておいてください。
・審査があるため、救済制度の申請を行っても必ず給付されるとは限りません。

 詳細については、下記の厚生労働省のホームページをご覧ください。

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新型コロナワクチンについて

新型コロナワクチンを接種する前には、下記の説明書をご一読ください。
ワクチンを接種してよいかご心配な方はかかりつけ医にご相談ください。

新型コロナワクチン予防接種についての説明書

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ワクチン接種には本人の同意が必要です

ワクチン接種については、感染症を発症することや、重症化することを防ぐという期待される効果と、副反応がおこることの両方を理解した上で、接種されるかどうかは自らの意思でご判断いただくこととなります。決して市が接種を強制するものではありません。 
宝塚市の接種券に同封している「新型コロナウイルスワクチン予防接種についての説明書」にも、ワクチンの効果や副反応のことを記載していますので、お読みいただき、接種するかどうかをお考えの上、決めていただけたらと思います。 
病気療養中の方や体調など接種に不安がある方など、接種しないことを選択する方もおられます。接種しないという選択をされる方もおられることを十分ご理解いただき、接種されていない方を差別したり、差別を助長することが決してないように、皆さまのご理解、ご協力をお願いします。

関連情報

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進室 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
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