宝塚市再生可能エネルギーの利用の推進に関する基本条例を制定しました
宝塚市再生可能エネルギーの利用の推進に関する基本条例について
条例とは?
市町村や都道府県などの地方公共団体が法令の範囲内で議会の議決によって制定する法のことです。
この条例の目的は?
再生可能エネルギーを導入推進するための理念を定め、地球温暖化の防止やエネルギーの自立性や安全性の向上により、持続可能なまちづくりに寄与することです。
この条例のポイントは?
再生可能エネルギーの導入推進のための目的や理念、市民や事業者の役割、市の責務を定め、市民や事業者の主体的な取組みや、市民、事業者、NPO、行政との協働、連携した取組みが活発に行われることによって地域内で資金や資源が循環し、持続性のある「地域エネルギー事業」がより一層実現していくことを目指しています。
条例の制定の経緯
平成24年(2012年)7月に施行された再生可能エネルギーの固定価格買取制度も後押しとなり、自分たちが消費する電力を自分たちで賄おうとする動きが全国各地で拡がってきています。宝塚市においても、民間事業者が主導する市民発電所が稼働を始めています。
しかしながら、資本力に任せて主として営利を目的に再生可能エネルギー事業を行い、地域内への還元や貢献のない事業形態も発生してきています。本来的に再生可能エネルギーは地域における共有的資源であることから、再生可能エネルギー事業は、地域の条件や受益に配慮し、地域に住む方々との十分な合意形成のもとで、行っていく必要があります。
また、「今後、行政、市民、事業者が協働しながら長い期間をかけて再生可能エネルギーによる持続可能なまちづくりを継続して実施していくためには、理念や役割などを定めた条例が『仕組みづくり』の第一歩として必要であり、速やかな制定が望ましい。」との再生可能エネルギー推進審議会からの中間答申を踏まえ、宝塚市における再生可能エネルギーの利用の推進に関する理念や役割などを定めた条例案を提案し、平成26年6月議会での議決を経て制定しました。
なお、平成25年度に制定した「宝塚市再生可能エネルギー基金」の一部について、本条例に沿った事業の財源とするために必要な改正を併せて行っています。
条例の概要
詳細は下記の添付ファイルをご覧ください。
条例本文
詳細は下記の添付ファイルをご覧ください。
再生可能エネルギー基金へご寄附いただく場合
再生可能エネルギー基金への寄附などの詳細は再生可能エネルギー基金の下記の添付ファイルとページをご覧下さい。
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このページに関するお問い合わせ
環境部 環境室 地域エネルギー課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎2階
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