消防本部指揮支援隊について

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ID番号 1049889 更新日  2023年3月22日

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24時間稼働の指揮支援隊設置!

何が変わるの??

 令和5年4月1日から、消防本部指揮支援隊が24時間体制となります!

これまでの体制は、平日9時から17時半まででしたが、現場全般の安全管理を含めた

災害現場活動をより一層、安全・確実・迅速なものにするため、指揮支援隊を8名

(4名2交代)に増強し、現場最高指揮者の支援活動にあたります!

指揮支援隊

どんな災害に出動するの!?

(1)全ての火災事案。ただし、事後聞知(鎮火後に119番通報されたもの)は除く。

(2)水難救助や特殊災害事案。

(3)集団災害事案(おおむね10名以上の傷病者が発生した事案)

上記のほか、現場最高指揮者もしくは警防課長が必要と認めた事案についても出動します!

そもそも指揮って?現場最高指揮者ってどういう意味??

【指揮とは任務遂行のため、部下に命令を実行するよう指図することです】

指揮系統イメージ図

災害現場には、消火隊・救急隊・救助隊など多くの部隊が出動しますが、宝塚市では

通常の建物火災の場合、初動で消防車両7台30名近くの隊員が出動します。

また、災害規模や様相に応じ、さらに多くの車両や隊員が出動します。

これら全ての隊が『組織的に活動し、消防力を最大限に発揮する』ことで市民の生命、

身体及び財産を災害から保護します。そのためには、徹底した指揮命令系統の確立

必須となります。各出動隊には隊員を統率する隊長がおり、その隊長をまとめるのが

現場最高指揮者となります。

指揮支援隊の主な任務

指揮支援隊の活動イメージ

指揮支援隊の主な任務は、

1現場状況の把握 2各隊の活動状況の把握 3安全管理 4関係者の確保と情報収集

5消防本部への状況報告 6現場活動図の作成 7他機関との調整  などです。

情報の収集・集約・整理、他機関との調整などを行うことにより、現場最高指揮者が、

指揮・命令に専念することができるよう現場を駆け回ります。

指揮支援隊アイテムの紹介

最新鋭のアイテムがずらり!?

指揮車

指揮支援隊が現場へ急行するのにかかせない指揮車1-CC(コマンド・カー)です。

全長4.84メートル、全幅1.9メートル、全高2.25メートル、乗車定員5名。

指揮台や照明器具など多くのアイテムを積載できるよう車内に収納棚を設置。

その一方で、ホースや空気呼吸器などのアイテムは積載していません。

指揮支援タブレット

指揮支援タブレット

これは指揮支援タブレットといって、災害発生場所や通報内容のほか、出動車両やその現在位置など様々な情報を把握することができます。

ほかにも、カメラ機能やチャット機能も搭載されています。

これらの機能を活用することで、災害現場と消防本部との間で、相互に情報共有することが可能になります!

電子指揮盤

電子指揮盤

大型の電子ペーパーデバイスで、大きさ42インチ、重さ約6キロ、防塵防水仕様。

バッテリー内蔵のため電源コードがなくても使用可能で、屋外でも見やすいというのが特徴です。

現場で飛び交う様々な情報を、この電子指揮盤を使って取りまとめます。

これまでは、大きな用紙に手書きで対応していましたが、指揮支援タブレットと電子指揮盤で相互に情報を送受信できるため、写真や図面を活用した情報のとりまとめが可能になりました。

動画伝送装置

動画伝送装置

高画質の映像をリアルタイムで伝送するアイテムです。

指揮支援隊員のヘルメットにウェアラブルカメラを取り付けているため、指揮支援隊員目線の現場映像を消防本部へリアルタイムに伝送できます。

ウェアラブルカメラのためハンズフリーで活動でき、イヤホンを介して会話も可能なため、離れた場所にいても現場状況が一目瞭然です。

指揮支援隊ヘルメット

指揮支援隊ヘルメット

指揮支援隊は、オレンジ色のヘルメットを装着します!

災害現場には、たくさんの部隊と隊員が出動しますが、オレンジ色のヘルメットを装着しているのは指揮支援隊だけです。

遠くからでもどこにいるのかすぐに分かります。

ちなみに、現場最高指揮者(中隊長)は金色のヘルメットを装着しています。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 警防課
〒665-0033 宝塚市伊孑志3丁目14番61号
電話:0797-73-1946(警防担当) 0797-73-1949(機械担当・救助担当)
ファクス:0797-77-3951
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。