令和4年度末の進捗状況
重点取組1:介護予防・重度化防止の推進(本編84ページ)
評価
・男性参加者が少なく、女性の参加が多いのが現状。もう少し、男性層の取り込みを図りたい。
・自粛生活により心身の機能低下(転倒)があり、高齢者の健康づくりや介護予防への関心は高くなっている。
・福祉施設を利用していたグループで代替えの場所がないグループは再開できていない。
・地域包括ケア推進協議会の介護予防部会で専門職同士の連携ができた。
・介護予防・重度化防止の指標として掲げる短期集中(個別)リハビリテーション実施加算算定者数については、計画値を上回らない結果となった。訪問型サービスCについては運用開始が新型コロナウイルス感染拡大期と重なったこともあり、申請件数が3件に留まった。
重点取組2:見守り・支えあい活動の推進(本編85ページ)
評価
・生活支援コーディネーターが社会福祉協議会職員として持つ経験やネットワークを活かし、多機関と連携・協働し、地道な働きかけを行った結果として、全体的に実績値が伸びている。
・しかし、現在の活動者の多くが70代や80代のため、次世代の担い手不足が顕著である。世代を問わず、地域での支え合いの重要性を実感し、主体的に活動する地域住民が出てくるよう、地域福祉への理解促進が一層必要である。
重点取組3:認知症施策の推進(本編86ページ)
評価
・令和3~4年度はコロナ禍で集団での活動を制限されていたことから、認知症サポーター養成講座の開催数が激減し、累計サポーター数の増加も鈍化してしまった。
・小規模多機能型居宅介護事業所の公募を実施したが、採算性や用地の確保の問題から応募がなかった。施設サービスに地域密着型サービスの併設をした場合は選考において加点するなど、小規模多機能型居宅介護事業所の整備が促進されるような公募の方法を考えていく。
重点取組4:在宅医療・介護連携の推進(本編87ページ)
評価
・宝塚市地域包括ケア推進協議会の部会において、市内の医療・介護・福祉団体の11名(市職員除く)にご参加いただき、医療分野、介護分野、地域等が連携しサポートする体制整備や、上記アンケート項目等について、意見交換や情報共有を行うことができた。
・退院退所加算の回数については、計画値の達成には至らなかった。
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