雲雀丘・山本エリア

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ID番号 1027849 更新日  2018年12月21日

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雲雀丘(ひばりがおか)・山本(やまもと)エリア

ガイドマップ5・6ページ

ガイドマップ番号 23~35
説明書きの番号はガイドマップの番号と対応しています。

 

エリアの紹介

閑静な住宅地として宝塚における郊外住宅地の一つ。特に雲雀丘・花屋敷地区には洋風のモダンスタイルを志向した町並みが広がっています。

 

23.長尾山古墳(ながおやまこふん)

長尾山古墳

平成19年度(2007年)から行われた学術調査の結果、全長42m、内部に長さ6.7m、幅2.7m、高さ1mの巨大な粘土槨(木棺を粘土で覆った埋葬施設)が発見され、全国的にも類を見ない貴重なものだと判明しました。また、付近から見つかった埴輪などの特徴から4世紀初頭に造られた古墳で、宝塚市その周辺の歴史を考える上で非常に貴重であるため、平成22年(2010年)に宝塚市の史跡に指定されました。

24.切畑群集墳1号墳(きりはたぐんしゅうふんいちごうふん)

切畑群集墳1号墳の写真

雲雀丘から中山寺のあたりにかけての長尾山丘陵には、6世紀から7世紀にかけて群集墳と呼ばれる多くの古墳が造られ、この古墳もそれらの1つです。横穴式石室を持つ直径15メートルほどの円墳で、この地方の有力者の墓だと考えられます。

25.万籟山古墳(ばんらいさんこふん)

万籟山古墳の写真

4世紀頃に築かれた全長約54メートルの前方後円墳で、現在、雲雀丘ゴルフ場の敷地内に残っています。後円部には長さ6.8メートルほどの竪穴式石室があり、石室の床面には木棺が置かれていた跡がU字型に残っています。(非公開)

26.満願寺(まんがんじ)

満願寺の写真

多田に本拠をおいた源満仲が帰依して繁栄したという関係などから、寺地は川西市の飛び地になっています。境内の九重の石塔は国の重要文化財。裏山の自然林は瀬戸内沿岸の典型的なシイ林で宝塚市及び川西市の天然記念物に指定されています。

27.最明寺滝(さいみょうじだき)

最明寺滝の写真

出家して最明寺入道と呼ばれた鎌倉幕府の5代執権北条時頼が、この地に庵を結んだといわれることからこの名があります。江戸時代に記された『摂津名所図会』(せっつめいしょずえ)にも景勝地として紹介されており、滝を見る人々の様子が描かれています。

28.万年坂地蔵石仏(まんねんざかじぞうせきぶつ)

万年坂地蔵石仏の写真

雲雀丘から満願寺へ向かう途中の通称「万年坂」に、花崗岩の自然石に彫られた地蔵立像があります。鎌倉時代の後半に作られたものと思われる市内最古の地蔵像で市の文化財に指定されています。

29.八坂神社(やさかじんじゃ)

八坂神社

源頼光の重臣、藤原保昌がこの地に住みこの里の鎮守として京都八坂の牛頭(ごず)天皇をまつったのが始まりとされます。本殿は16世紀中頃(室町時代後期)のものと推定されます。

30.大宝寺(たいほうじ)

大宝寺の写真

曹洞宗のお寺ですが、創建など詳しいことはわかっていません。不動堂にある不動明王坐像は室町時代末頃のものと推定されています。また、境内にある宝篋印塔は月輪内に胎蔵界四仏の種子を刻んだもので鎌倉時代末頃のものです。

31.泉流寺(せんりゅうじ)

泉流寺

「ねむり観音」として地元の人々に親しまれている本尊「木造十一面観音菩薩立像(宝塚市指定文化財)」の泉流寺は、曹洞宗のお寺です。西国の観音霊場三十三カ所に、居眠りをしたため入れてもらえず、それを大変悔しがり、特に居眠りで失敗した人に対する後利益が大きいと話が伝えられています。

32.松尾神社(まつおじんじゃ)

松尾神社

安和年間(968~970)に坂上田村麻呂を祭神として創建されたと伝えられています。田村麻呂は幼名を松尾丸と称したことから「松尾丸社」とも呼ばれていました。現在の本殿は江戸時代前期のもので市の文化財に指定されています。

33.天満神社(てんまじんじゃ)

天満神社

巡礼街道沿いにある菅原道真を祭神とする神社です。いつ頃創建されたのかはわかりませんが、現在の本殿は江戸時代前期のもので春日造りの杮葺です。向拝の木鼻は左右をア・ウンの唐獅子彫った珍しいものです。

34.行基の投げ石(ぎょうきのなげいし)

行基の投げ石

天満神社の東にある黒光(くろみつ)稲荷大明神のほこらのそばにあります。「行基が街道にあった邪魔な岩を投げ飛ばしたもの」とか「天狗が六甲山から投げたもの」とかいわれていますが、付近にあった古墳の天井石の一つかもしれません。

35.高碕記念館(たかさききねんかん)

高碕記念館

大正12年(1923年)に「ウィリアム・M・ヴォーリズ」によって設計されました。木造2階建て腰折れ屋根のコロニアルスタイルが特徴の建物です。(見学は要予約)

ちょこっとブレイク3

たからづかの民話「木接続大夫」

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