宝塚市大使 やすみりえの「川柳日和り」第16回結果

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ID番号 1054379 更新日  2023年8月29日

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第16回入選作品

第16回目のお題

道聞けばその人もまた旅の人  岡京子 様

◆やすみさんの講評◆
言葉の並びとテンポが心地よい作品です。旅先でのちょっとした出来事も、こうして川柳にすれば良い思い出になりますね。同じ場所を旅する者同士、会話が弾んだのかもしれません。

人生は喜怒哀楽とふたり旅  みゆき 様

◆やすみさんの講評◆
人生そのものを「旅」として詠んだ一句。大きな目線でお題をとらえたところが成功しました。さまざまな感情とともに生きていく人間の姿が浮かびます。

本年もやっとどうにか二人旅  村田勝彦 様

◆やすみさんの講評◆
ご夫婦の様子を飾らずに表現し、等身大の川柳に仕上げていますね。「本年も」という言葉から毎年一緒に旅をしているということも想像できます。

佳作

  • 旅で知る誰も知らない素の私     美三子  様
  • 知らぬ町寅さん真似て一人旅     東耕 眞 様
  • 孫と行く公園までの旅気分      村上茂樹  様
  • 今日だけは皆若返るバスツアー    中村優實子 様

※入選作品(やすみさんの講評付き)と佳作作品は、広報たからづか9月号にも掲載しています。ぜひご覧ください。

やすみりえさんからのワンポイントアドバイス

今回は旅での実際のエピソードを川柳にされた方が多かったです。入選作品、地の句の下五「ふたり旅」と人の句の下五「二人旅」は同じ言葉が同じ場所に収まっていますが表記が平仮名と漢字で異なります。いずれもその表記が句の雰囲気に良く合っていると思います。作品全体の印象をも左右する表記の魅力を皆さん是非ご参考になさって下さい。

やすみりえ先生の一句 

「東京を空っぽにして旅人に」

現在東京在住の私にとって、東京は日常の場。 仕事や用事を片付けて「いよいよ旅に出るぞ!」という様子を詠みました。長期の旅の時は、冷蔵庫も空っぽにしておかないといけませんね(笑)!

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