宝塚市大使 やすみりえの「川柳日和り」第18回結果
第18回入選作品
第18回目のお題
あいさつ
天
じゃあまたと言っても続く立ち話 七夕ぜん哉 様
◆やすみさんの講評◆
とても身近に感じる内容です。作者が日常生活の中で見つけたお題にまつわる場面や人の様子。上手に表現なさっています。
地
あいさつは軽くスルーの反抗期 古川裕美 様
◆やすみさんの講評◆
反抗期の子の表情まで伝わってくる一句。「軽くスルーの」という中七部分にその雰囲気がよく表れています。
人
あいさつで友だち増える一人旅 野崎精子 様
◆やすみさんの講評◆
あいさつを交わしたことから繋がる縁。旅先の風景を想像したくなる川柳ですね。
佳作
- 暗がりであいさつすれば地蔵様 前川博子 様
- ありがとう当り前だと出てこない 松永博子 様
- 皆笑顔あいさつ交わすマスクなし 神野文子 様
- おはようの声で伝わる今日は晴れ 伊藤義幸 様
※入選作品(やすみさんの講評付き)と佳作作品は、広報たからづか3月号にも掲載しています。ぜひご覧ください。
やすみりえさんからのワンポイントアドバイス
素直な気持ちを詠んだ作品をたくさん寄せて頂きました。シンプルにスッキリとまとめた句は、読み手側の共感も得やすくなります。今回の「あいさつ」は人間模様を豊かに描けるお題だったように感じます。
やすみりえ先生の一句
「深々とお辞儀をされて狼狽(うろた)える」
あいさつには、軽い会釈もあれば丁寧にあたまを下げるものもありますね。きちんとした場で、エレガントにあいさつしてくださる方を前にドギマギしてしまった出来事を詠みましたよ。
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