道路ができるまで
ここで、道路をつくるまでの一般的な手順を簡単にご説明します。
1.道路計画
道路計画では、必要とされる道路に求められている機能を充分整理し、併せて現状の把握のための各種調査、資料収集を行います。
これを基に地形図や航空写真により複数の比較ルート案を作成した後、概ねの計画線の決定を行います。
2.測量調査
道路整備を実施するために道路中心線の測量を行い、これに基づいて平面測量、縦断測量及び横断測量等の実測を行います。
3.詳細設計
測量調査を基に、道路構造令等を遵守し、施工方法や施工手順、また交通安全対策等の具体的な実施に向けた各工事の内容を決定し、工事内容の数量計算や工事費等の算出を行います。
4.用地協力
道路は私たちにとって快適な生活空間をつくりだすうえで大切な公共施設です。一方で道路をつくるには個人の財産の協力があってこそ快適な空間が確保されるものです。
すなわち道路をつくるにはまず、個人等の地権者の財産の取得無しでは出来るものでは無く、その協力があってこそ道路の機能・役割が果たせるものです。
5.道路工事
ケースによって異なりますが、大きく分けますと以上4点の内容が整った段階で道路工事は着手され整備できるものです。
この中でも特に用地協力が重要です。
道路建設課からのお願い
道路は大切な役割・機能を来たす観点から、これからも道路工事(整備)は必要であると考えております。
工事の実施にあたっては、より効率的、効果的に進めてまいりますので、今後とも道路工事に対しまして皆様のご理解、ご協力をお願いします。
このページに関するお問い合わせ
都市安全部 道路整備課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎3階
電話:0797-77-2098
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