ウィーン市の文化・言語・風土

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ID番号 1002681 更新日  2014年11月10日

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左 モーツァルト記念碑 右 ヨハン・シュトラウス二世像の写真

言語
ドイツ語
ドイツ語が用いられている。
英語は小学校から教えられており、若い世代は、英語をよく理解する。
スロベニア語、クロアチア語、ハンガリー語を話す人も住んでいる。
文化

音楽、オペラ
15世紀前半に、神聖ローマ帝国の皇帝の位を世襲のものにしたハプスブルグ家は、以後ヨーロッパの盟主として興隆し、その首都ウィーンは、世界の文化・政治の中心的な位置を占め、シェーンブルンやベルベデーレなどの宮殿を建てた。

オスマントルコの置土産といわれるコーヒーを利用して、ヨーロッパで最初の喫茶店ができたのもウィーンである。
この喫茶店や新酒のワインを飲ませる「ホイリゲ」に、著名な音楽家や作家、画家たちが集まり、互いに影響を与えあった。

第9区にも、ベートーベン、シューベルト、ブラームス、モーツァルトなどが住居を構えた。
第9区は、シューベルトの生家、リヒテンターラー教会や、宝塚市と姉妹都市を結ぶきっかけの一つともなった、歌劇のルーツであるフォルクスオーパーをはじめ劇場や映画館が数多くある。
まさに、文化・芸術の香り高い地区である。

ウィーン人気質

国際的で芸術的
古くは、古代ローマやフランス、スペインなどの文化的影響を受け、また、東欧への玄関口となっていることから、スラブ圏や遠くアジアの文化まで受け継いでいる。
そして、かつては世界の政治・外交の中心となってヨーロッパの動向を左右した歴史を持つ。

現在、永世中立国で、IAEA(国際原子力機構)やOPEC(石油輸出国機構)、UNIDO(国連工業開発機構)などの本部があり、1979年には、ニューヨーク、ジュネーブに次ぐ第三の国連都市となっている。

このような背景から、ウィーンの人は、すべての面においてたいへん誇り高いが、同時に国際色豊かである。
したがって、自分たちと異なるものに対しても寛容な心で興味深く接する。
また、幼少時から身近に音楽と接しているので、感性がたいへん磨かれている。

ホテルザッハーの外観写真

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