ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(子宮頸がん予防ワクチン/HPVワクチン)について

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ID番号 1044306 更新日  2022年10月13日

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これまでの経緯

 HPVワクチン定期予防接種は、接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛・手足の動かしにくさ・不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)といった多様な症状が特異的にみられたことから、適切な情報提供ができるまでは積極的に勧奨するべきではないと、平成25年6月から積極的勧奨を一時的に差し控えていました。その後、国での継続的な議論が行われた結果、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、接種勧奨を再開するよう、令和3年11月に国から通知が発出されました。

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リーフレット

接種を検討・希望される際は、厚生労働省が作成したリーフレットをお読みいただき、HPVワクチンの安全性や有効性を十分理解した上で、接種してください。

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定期接種対象者

対象者

小学6年生~高校1年生相当年齢の女子

(標準的な接種時期は中学1年生)

申し込み
実施医療機関に直接お申し込みください
持ち物
母子健康手帳、予診票(実施医療機関にあります)

※接種の際は保護者の同伴が必要です。

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接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種

積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、キャッチアップ接種として公費での接種機会を提供します。

対象者

平成9年4月2日生まれ~平成18年4月1日生まれの女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない人

接種期間
令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間
費用
無料
申し込み

実施医療機関に直接お申込みください。(宝塚市では接種券を配布していません)

持ち物

母子健康手帳、予診票(実施医療機関にあります)

※平成18・19年度生まれ(平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれ)の方は、通常の接種対象(小学6年から高校1年相当)の年齢を超えても、令和7年(2025年)3月末まで接種できます。
※18歳未満の方が接種する場合は、保護者の同伴が必要です。

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自費で任意接種を受けた方へ(償還払いについて)

キャッチアップ接種の対象者が任意接種を受けて、接種費用を負担した場合、その接種費用について償還払い申請が可能です。
対象者に条件がありますので、詳しくは下記のページをご覧ください。

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実施医療機関

市外の医療機関で接種する場合は、接種前に手続きが必要です。

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接種スケジュール

現在定期接種として接種できるHPVワクチンは、サーバリックスとガーダシルの2種類です。
どちらか一方のワクチンを、以下のスケジュールで合計3回接種します。

<サーバリックス>
標準的には、1回目と2回目を1か月の間隔をおいて接種し、3回目は1回目から6か月の間隔をおいて接種。
当該方法をとることができない場合は、1回目と2回目を1か月以上の間隔をおいて接種し、3回目は1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて接種。

<ガーダシル>
標準的には、1回目と2回目を2か月の間隔をおいて接種し、3回目は1回目から6か月の間隔をおいて接種。
当該方法をとることができない場合は、1回目と2回目を1か月以上の間隔をおいて接種し、3回目は2回目から3か月以上の間隔をおいて接種。

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HPVワクチンの効果

公費で受けられるHPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。
そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
公費で受けられるHPVワクチンの接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています。
海外や日本で行われた疫学調査(集団を対象として病気の発生などを調べる調査)では、HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。
また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。
HPVワクチンの接種を1万人が受けると、受けなければ子宮頸がんになっていた約70人ががんにならなくてすみ、約20人の命が助かる、と試算されています。

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HPVワクチンのリスク

HPVワクチン接種後には、多くの方に接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

発生頻度 サーバリックス ガーダシル
50%以上 疼痛・発赤・腫脹・疲労感 疼痛
10~50%未満 掻痒、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など

腫脹、紅斑

1~10%未満 じんましん、めまい、発熱など 掻痒、出血、不快感、頭痛、発熱
1%未満 注射部位の知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力 硬結、四肢痛、筋骨格硬直、腹痛、下痢
頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節症など 疲労、倦怠感、失神、筋痛、関節痛、嘔吐など

因果関係があるかどうかわからないものや、接種後短期間で回復した症状を含めて、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり約10人です。
このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種1万人あたり約6人です。

<痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について>

  • ワクチンの接種を受けた後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)などを中心とする多様な症状が起きたことが報告されています。
  • この症状は専門家によれば「機能性身体症状」(何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致する異常所見が見つからない状態)であると考えられています。
  • 症状としては、(1)知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、(2)運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、(3)自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)、(4)認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)などいろいろな症状が報告されています。
  • 「HPVワクチン接種後の局所の疼痛や不安等が機能性身体症状をおこすきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家によって評価されています。
  • また、同年代のHPVワクチン接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在することが明らかとなっています。
  • このような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。
  • ワクチンの接種を受けた後や、けがの後などに原因不明の痛みが続いたことがある方は、これらの状態が起きる可能性が高いと考えられているため、接種については医師とよく相談してください。

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接種後の症状に関する相談窓口

接種後に、健康に異常があるとき

まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
各都道府県において、「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」を選定しています。
協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき

各都道府県において、衛生部局と教育部局の1箇所ずつ「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口」を設置しています。

健康被害がおきたとき

予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障碍が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
副反応について、接種医師やかかりつけ医とご相談のうえ、申請をご希望される方は、宝塚市立健康センター予防接種担当者(0797-86-0056)までご連絡ください。 

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進室 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。