川面神社
川面神社に行ってきました
皆さんは、ご飯が毎日食べられていること、家に住めること、仕事ができること、 それを当たり前だと思っていませんか?
でもそれは、当たり前ではないんです!
川面神社のイメージ
幼い時から馴染みのある神社で、お母さんと時々一緒に散歩で行きました。
その時、どんぐり拾いをしました♪
古くて、“THE 昔”という感じです!
川面神社に入ると、そこだけ時代がタイムスリップしたような気持ちになります♬
レトロな感じです。
皆さんは、鳥居といえばお稲荷さんの赤を想像する人が多いと思います。
川面神社の鳥居は石でできていて、新しい感じの鳥居です。
色はないけど、私は石でできた鳥居のほうが好きです。
想像すると目立たないと思うかもしれませんが、とても立派で目立っています。
川面神社について
1.川面神社の由緒
- 由緒書(神社の歴史や祭神等を記した文書)によりますと、創建は西暦794年。今から約1,250年も前になります。歴史的な神社で宝塚市内からも多くの参拝があります。神殿は二度の火災にあい、現在の神殿は江戸時代の終わり頃(約140年前) に建てられたものです。140年前でもすごく長い歴史がありますよね!
- 境内神前の両側には、安土桃山時代の武将で豊臣秀吉に仕えた片桐且元(かたぎり・かつもと)が、みそぎ神事(心と体を清める儀式)と景観をよくするために作った“御手洗池(みたらいいけ)”があります。
- 川面神社には、本殿に天照大御神ほか二神、境内に四つの末宮が祀られています。
・天満神社(てんまんじんじゃ)・・・・・学問の神様《祭神・菅原道真》
・稲荷神社(いなりじんじゃ)・・・・・・商売繁盛の神様
・素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)・・・・農業の神様
- 地域の方々から、別名『出世神社』と呼ばれています。宝塚音楽学校生や歌劇団の方の参拝も多くあります。
2.行われているお祭り
- 神社のお祭り
大きなお祭り・・・元旦祭、祈念祭(春祭)、夏祭、大祭(秋祭)、新嘗祭(冬祭)。
他に、毎月1日に月次(つきなめ)祭をします。
・2月27日・・・・祈念祭(春祭)
・7月21日・・・・夏祭
・10月23日 ・・・大祭(秋祭)
・12月4日・・・・新嘗祭(冬祭)
3.お祭りの神様
- 天照大御神
日の神とあおがれ、三重県の伊勢神宮に祀られています。 - 狛犬
社殿の前にすえおかれた一対の獅子に似た石造物。
「魔除け」「その土地の守護」のために置かれています。
狛犬の原形は西アジア、インドにおけるライオン像といわれ、中国、朝鮮半島を経て伝わったと言われています。
神主さんにインタビュー
Q.日頃から神職として心掛けていることは何ですか?
A.神様をお祀りしておりますので、気持ちの良い境内の維持管理に努めています。
掃除をかかさず、御手洗所(みたらいしょ)を清潔に保つことはもちろんのこと、自ら清らかなこころでお勤めするよう心掛けています。
他にも、神様と参拝者、氏子の皆さんとの中とり持ちの気持ちも大切にしています。
参拝者の方にもインタビュー
Q.どのようなことをよくお願いされているのですか?
A.神社はお願いするところでもありますが、ここに住まわせてもらっていること、毎日、元気に生活できていること、健康でいられることに感謝するところでもあります。
取材を終えて
私は、この神社について調べてよかったと思います。理由は2つあります。
1つ目は、川面神社の歴史です。
創建は西暦794年となっていて、今から約1,250年前になります。この神社を知って昔からあるんだなと思ったからです。
2つ目は、神社に来た人へのインタビューがきっかけです。
どのようなことをお願いしているのですかと伺い、「感謝するところ」とのお答えをお聞きして、驚きと同時にすごく納得しました。
私たちは神社にお参りすることはそれほどありませんが、毎日来られる方、よく来られる方にとっては、日頃の感謝をお伝えする場所が神社だと知ることができたからです。
私たちが当たり前にしていることや、当たり前に感じていることを感謝する大切さを学びました。
当たり前にしていることは全て当たり前じゃないんだ、と改めて考えさせられました。
例えば、学校に行けていることや、毎日3食ご飯をいただけること、家があること、平和であること、友達がいることなどです。
宝塚市に住んでいるけど、まだまだ知らない魅力があるので調べてみたいです。
皆さんも、宝塚市には魅力が沢山あるので、ぜひ調べてみてください。
いつも当たり前にできていることを、当たり前ではないということを思い出しながら、感謝して過ごしていきましょう。
川面神社の情報
川面神社
【住所】〒665-0843 兵庫県宝塚市宮の町11-7
*阪急清荒神駅から徒歩5分
【電話】0797-87-4692
【参拝・拝観時間】いつでもご参拝いただけます。
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産業文化部 観光にぎわい課
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