中山荘園古墳

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ID番号 1041605 更新日  2021年4月5日

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はじめに

今回は中山荘園古墳に行ってきました。

古墳に詳しい直宮憲一先生と共に古墳の歴史を学びました。日本最大の古墳で有名な大仙古墳みたいに街の真ん中にあるのではなくて、マンションの隣にあるなんて思いもしませんよね?

古墳データ

この古墳は七世紀ごろ作られ、八角形の形をしています。調査を行ったものの、いまなお被葬者は不明ですが、物部氏の一族、大売布命(おおめふのみこと)や若湯坐連(わかゆえのむらじ)の可能性があります。このことについては、「高橋氏文(たかはしうじぶみ)」という本に記録があります。この古墳の特徴としてはテラスのような入り口があります。

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大変珍しい!0.00625%の奇跡!

古墳の数は全国で何基あるか知っていますか。なんと16万基もあります。そのうち八角形の古墳は約10基!割合は、0.00625%です!とても珍しい古墳だという事がわかります。この古墳は700年ごろに作られたと考えられており、当時交流があった中国では8という数字が縁起良いことと関係しています。

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荒らされた古墳!

発掘当時の古墳は、泥棒により荒らされていました。

荒らされていた理由は、古墳の中には三種の神器である、剣、勾玉、鏡に似ている物が入っていたため荒らされたと考えられています。三種の神器はとても価値の高いものでした。

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中山荘園古墳の魅力

「古墳」と聞いて、大仙古墳のような大きい古墳と思った方もいると思いますが、あなたが思っている大きさよりも小さい古墳です。しかし、小さくてがっかりする必要はありません。小さいからこそ学べるものがありました!初めて見つかった多角形の古墳が宝塚市にあったことが驚きで、実際に行ってみて古墳がこんなに面白い物だとは思わなかったです。

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アクセス

住所 〒655-0852 兵庫県宝塚市中山荘園12-298

阪急宝塚線 売布神社駅から徒歩10分

このページに関するお問い合わせ

産業文化部 観光にぎわい課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎3階
電話:0797-77-2012 ファクス:0797-74-9002
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