菅屋
はじめに
菅屋は宝塚にある和菓子屋です。 行ってみて1番に目にする暖簾。この暖簾は「くり」と読みます。なぜ「くり」なのか。それは、栗の木は沢山の実がなり、「お客さんにしっかりと実った栗のようなお菓子をお届けしたい」という想いからです。この「くり」と言う字は紙袋にも書かれています。お菓子には「お客様にも幸せが実りますように」「幸せを持って帰ってもらえますように」と願いが込められています。
菅屋のこだわり!
和菓子を作るにあたってこだわっている事は全て「手作り」ということです。菅屋では機械ではなく、 一つ一つ手で作っています。時間をかけて手で作ることで作った人の想いが入るからです。 材料にもこだわっています。小豆はエリモショウズと言う北海道産の小豆を使っています。病気になりやすくあまり実りませんがとても美味しい小豆で、これをわざわざ北海道から仕入れて使っています。
51年間で変わったこと
菅屋は今年で創業51年になります。51年前の日本は今とは違ってあまり裕福ではなく、甘いお菓子はほとんど売っていませんでした。そんな時代に人々に喜んでもらうためにできたお店が菅屋です。創業当時と今とでは「甘さ」が違います。今はあえて甘みを抑えています。時代に合わせて菅屋のお菓子は変わっています。
また、バレンタインの時期に合わせて「ガトーモチラ」を作ったり、近所のパン屋「hana」とコラボしてあんぱんを作ったりと伝統を守るだけでなく、様々な取り組みを行っています。
菅屋のイチオシ商品!
イチオシ商品は金覆輪(きんぷくりん)です。実際食べてみました。栗はしっかりと熟していて食べ応えがありました。栗と餡が組み合わさって、柔らかい味になっています。
菅屋にお邪魔させていただいて
菅屋にお邪魔させていただき、実際に作られているところを見学させていただきました。和菓子を作るにあたってのこだわりを感じました。菅屋のお菓子には心が入っているので味も違います。ぜひ、一度食べてみてください。
アクセス
住所 〒665-0864 兵庫県宝塚市泉町19-14
電話番号 0797-86-4748
このページに関するお問い合わせ
産業文化部 観光にぎわい課
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