宝塚市幼稚園・保育所(園)合同研修会実践実技研
保育現場における子どもの身体づくりについて
中央公民館ホールにて、千里金蘭大学の岸本みさ子先生をお招きして宝塚市内の幼稚園・保育所(園)の合同研修会がありました。
運動遊びを通して子どもが「できた」「おもしろい」「もっとやりたい」という意欲を引き出すためにどんな環境構成や遊びを保育に取り入れたらいいのか、という視点で講話と実技を行いました。
子どもたちの非認知能力を高めることが重要であること、「できるできない」で評価するのではなく「気づく力・やり抜く力」を育てるためにどんな援助や言葉かけが重要であるかなど明日の保育にすぐに活かせるヒントをたくさん提示していただきました。
講話の次は、実際に体を動かして遊んでみました。
「遊びはまず、保育者が「面白い!」「やってみたい!」と思えることが一番大切です」と教わりました。
紙テッポウを作り鳴らす。 この遊びの中には投擲運動が入り、遊びながら獲得できる動作があります。
次に道具を使わず、保育の隙間時間にちょっと子どもが心を動かす楽しい遊び、でも動作の中には日ごろ使わない筋肉を鍛える要素もあり、楽しい遊びの中で新たな動作獲得にもつながっている、そんな仕掛け学を盛り込んだ素敵な提案を沢山していただきました。
背中を伸ばす遊び、骨盤を立てる遊び、二人組で足を合わせて開いたり立ち上げたり、足首を持って歩く。
逆さになる事がほとんどない子どもたちに逆さになる感覚を体験することができる遊び。それが鉄棒の前回りやマット運動のでんぐり返しにつながるなど具体的かつ楽しい遊びを実際にやってみて参加者は笑顔いっぱいになりました。最後にはお尻をつけての1対1の鬼ごっこ!!!参加者は大喜びで追いかけあっていました。
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