バリアフリー化のための整備目標、整備内容を盛り込んだ基本構想とバリアフリー重点整備地区の概要
バリアフリーとは、行動の妨げとなる障害を取り去った障害者や高齢者にやさしい生活空間の在り方で、都市施設・鉄道等あらゆる面での取り組みが求められています。
近年道路事情に関する要望の中でよく耳にする「バリアフリー化」という言葉があります。これは、障害者や高齢者が生活するうえで、行動の妨げとなる障害を取り去った障害者や高齢者にやさしい生活空間の在り方を言います。これは、道路を含めた都市施設、鉄道等あらゆる面で期待が高まっています。
例えば、歩道と車道の段差解消、歩道の幅員、歩道の連続性の確保、また病院等公共施設や鉄道駅へのアクセスの利便性の向上等、様々な分野でのバリアフリー化のネットワークが必要とされております。
国において、平成12年11月に「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(交通バリアフリー法)が施行され、本法律の趣旨に基づき各地方自治体ではバリアフリー化への取り組みが進められようとしています。
本市におきましては、第4次宝塚市総合計画のまちづくりの基本目標において、「安全で快適なまちづくり」を掲げ、その中の重点プロジェクトとして、「シンシアのまちプロジェクト」を推進し、高齢者や障害のある人も積極的に社会参加できるよう、公共交通機関、駅等旅客施設、道路などのバリアフリー化を進め、すべての人にとって安全で円滑に、また快適に移動できる歩行空間の整備を推進していくこととしています。
このような中、平成14年5月に、交通バリアフリー法に基づく重点整備地区として、宝塚駅周辺及び逆瀬川駅周辺の2地区を指定し、各地区におけるバリアフリー化のための整備目標、整備内容を盛り込んだ基本構想の策定を行いました。
今後、この基本構想に基づき、各交通事業者や道路管理者、公安委員会などがそれぞれ事業計画を作成し、バリアフリー化のための事業を実施していくこととしています。
宝塚駅周辺 重点整備地区の概要
- 地区面積 69ヘクタール
- 地区高齢化率 19.9%
- 特定旅客施設(注) 鉄道駅名:JR宝塚駅 乗降客数(1日あたり) 60,496人 鉄道駅名:阪急宝塚駅 乗降客数(1日あたり) 49,816人
- 主要な施設 宝塚大劇場、手塚治虫記念館 等
逆瀬川駅周辺 重点整備地区の概要
- 地区面積 113ヘクタール
- 地区高齢化率 19.1%
- 特定旅客施設(注) 鉄道駅名:阪急逆瀬川駅 乗降客数(1日あたり) 30,860人
- 主要な施設 宝塚市役所、中央公民館 等
(注)特定旅客施設:1日の利用者が5,000人以上ある駅、バスターミナル等の旅客施設のこと
宝塚市交通バリアフリー重点整備地区基本構想
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
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重点整備地区の基本構想 基本構想等(1) (図面は下記のとおり) (PDF 1003.2KB)
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重点整備地区の基本構想 基本構想等(2) (図面は下記のとおり) (PDF 486.7KB)
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重点整備地区の基本構想 宝塚駅周辺地区現況図 (PDF 1.4MB)
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重点整備地区の基本構想 宝塚駅周辺地区基本構想図 (PDF 1.6MB)
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重点整備地区の基本構想 逆瀬川駅周辺地区現況図 (PDF 1.6MB)
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重点整備地区の基本構想 逆瀬川駅周辺地区基本構想図 (PDF 1.5MB)
第7章
宝塚市交通バリアフリー重点整備地区基本構想の概要
また、道路には生活に欠かせない様々なもの、例えば、ガス、水道、下水道等が埋設されています。さらに道路の上には上空を張りめぐらしている電線類(電力線・電話線・有線等)もあります。この電線類を支えている電柱等も道路を地盤として支えられております。近年では、この電線類を地下(道路内)に埋設する手法等が進められております。これは、歩道区間の確保、及び震災等防災上安全性があることから評価され、全国的にも進められているものであります。この手法を、「電線類地中化計画」といいます。
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このページに関するお問い合わせ
都市安全部 建設室 道路政策課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁2階
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0797-77-2097(開発事業における道路に関すること、バリアフリー施設等の計画・調整、道路計画)
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