令和5年6月1日市長メッセージ「広報たからづか令和5年6月号の発行にあたって」

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ID番号 1052795 更新日  2023年5月29日

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市民の皆さまへ

 各地で地震や豪雨の被害が頻発しています。宝塚市でも、本年5月7日、大雨警報が発表され、防災や河川・道路の担当部署の職員が災害対応に従事していました。しかし、深夜に土砂災害警戒情報が発表され、急きょ災害対策のため、私を含め部長・室長級の職員は、真夜中に市役所第二庁舎の災害対策室へ参集しました。私を本部長とする部長級の対策会議を開催し、宝塚市内の被害状況や雨量予測などの情報を共有しました。状況が変わり次第即対応できるよう一部の職員が市役所に待機していました。この日の大雨による宝塚市内の被害は、個人宅の石垣が崩れたものの、市民の命に関わるようなことはありませんでした。

 近年の雨は、線状降水帯が停滞する集中豪雨や数日間にわたる長雨など、予測を上回る雨量になることがあります。これまでの備えでは、これらの雨量に対抗できない事態が発生するかもしれません。阪神・淡路大震災を経験した私たちは、自然災害の恐ろしさを知り、また復興のノウハウも蓄積しています。宝塚市民の防災減災に対する意識はかなり高く、地域ごとの防災計画も策定いただいています。私も地域の防災研修に参加させていただくことがあります。災害発生時のシミュレーションで避難経路や防災井戸の確認、要援護者の避難方法や危険個所の指摘もいただき、私も一緒に学ばせてもらいました。市民の皆さまの安全を確保するため、防災減災事業を推進してまいります。

 広報たからづか6月号の特集は、宝塚市気象防災アドバイザーによる天気の見方と水害対策です。近畿地方で気象防災アドバイザーが常勤しているのは宝塚市と神戸市のみです。これから梅雨の時期が到来します。天気の見方を知ると、災害リスクを回避することができます。ぜひ特集記事をご覧いただき、いち早く宝塚市の気象・災害・避難情報をお伝えする「安心メール」にご登録ください。

このページに関するお問い合わせ

企画経営部 広報課
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電話:0797-77-2002 ファクス:0797-74-6903
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