令和6年2月1日市長メッセージ「広報たからづか令和6年2月号の発行にあたって」

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ID番号 1055540 更新日  2024年1月29日

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市民の皆さまへ

 寒さが厳しくなってきました。皆さま、遅い時間に外出されるときは、一枚多めに着込んで下さいね。 

 皆さまもご存じのとおり、1月1日午後4時過ぎ、能登半島を震源とする最大震度7の地震が発生しました。市内でもやや強い揺れを感じ、不安になられた方もいらっしゃると思います。

 石川県内では、既に200名を超える多くの方が亡くなられ、未だ安否が分からない方の捜索が続けられています。まずは亡くなられた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々のご無事と、一日も早く安全な暮らしが戻ることを心よりお祈りいたします。

 29年前の1月17日、宝塚市は阪神・淡路大震災を経験しました。多くの市民が犠牲となり、ライフラインや公共交通が寸断された中、全国の皆さま、国外の皆さまから差し伸べられた支援の輪は、感謝という言葉では足りないほど、ありがたいものでした。支援の輪は、その後の東日本大震災や熊本地震などでも生き続けており、宝塚市も微力ながら力を尽くしてきました。

 今回の令和6年能登半島地震では、地震発生直後から、私を含め職員達は正月返上で情報を集め、1月3日には既に給水車派遣の準備を整えていました。観光で交流がある富山県氷見市へ支援の申し出を行ったときの、氷見市長の「水と食料を!」という被災した市民を思う悲痛な声が忘れられません。トラックで運べるだけの水と保存食をすぐに送りました。兵庫県は被害の大きい珠洲市のカウンターパートとなり、宝塚市も消防隊員や被災建築物応急危険度判定士などの専門職や、避難所運営支援のための事務職員を被災地へ派遣しました。宝塚市の令和6年能登半島地震への支援状況につきましては、市ホームページのトップページからご覧いただくことができます。職員はみな、被災地派遣に自ら手を挙げてくれました。大地震を経験した私たちだからこそ分かること、できることがあります。宝塚市は、阪神・淡路大震災で支えてもらった感謝と恩を次の被災地へ返していきたいと思っています。長期間にわたるとしても、できる限りの支援をしてまいりたいと思います。どうぞ皆さまのご理解・ご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

企画経営部 広報課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎4階
電話:0797-77-2002 ファクス:0797-74-6903
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