令和5年11月1日市長メッセージ「広報たからづか令和5年11月号の発行にあたって」

ID番号　1054826　更新日　 2023年10月29日

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市民の皆さまへ

　猫がお布団に入ってくる、猫好きには嬉しい季節になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか？

　私が宝塚市長に就任してから、2年半が過ぎました。コロナ禍で外出自粛期間が長かったため、なかなか市民の皆さまの前に出られない日々が続きました。しかし、その間に宝塚市の財政・組織・DXの基盤強化を進めてまいりました。

　時事総合研究所の全国自治体行政サービス改革度ランキング2023で、宝塚市は全国市区町村ランキング部門で第2位を獲得しました。総務省は、地方行政サービス改革について、地方財政が厳しい状況にある中、効率的・効果的に行政サービスを提供するという観点から、民間委託やクラウド化などの業務改革の推進に努めるよう、各自治体に要請しています。私たち宝塚市は、その方針にも沿って、私が就任してから2年半で、基盤強化の推進をいっきに進めました。就任初年度は新時代に向けて、市民サービスの担い手である職員の意識改革や地域活動の担い手である自治会・まちづくり協議会を支援する事業を展開して、まちづくりを支える「ひとづくり」に注力しました。次の年度は、外部人材を登用し、業務のICT化や効率化を進めながら、役所以外の空気を入れて、市民の幸せを一番に考える組織へと変革を進めました。

　総務省が重視しているのが、「他の自治体との連携による事務」「人材育成の推進」「地域における協働の推進」「業務改革の取組」「ICTの活用」「業務の標準化」の6項目。

その他の評価項目と合わせて、宝塚市は100点満点中、94点をもらいました。

　広報たからづか11月号で令和4年度決算報告をしています。この数年は、財政調整基金を取り崩さない決算を続けており、財政健全化判断比率も全てクリアしています。とはいえ少子高齢化により、今後厳しい財政状況になっていくことが予測されます。今後も、健全な財政状況を維持しながら、皆さまへのより良い行政サービスの提供を目指し改革に邁進してまいります。