令和6年5月1日市長メッセージ「広報たからづか令和6年5月号の発行にあたって」

ID番号　1056312　更新日　 2024年4月28日

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市民の皆さまへ

　宝塚市は本年4月1日に市制施行70周年を迎え、4月20日には、約800人の方々にご出席いただき、記念式典を開催しました。オープニングには、天使の歌声の宝塚少年少女合唱団が「鉄腕アトム」と「幸せのリズム」で会場を盛り上げ、宝塚市の元気な子どもたちに明るい未来を歌っていただきました。そして、宝塚合唱連盟の皆さまのリードで、会場の800人が一体となって、みんなで国歌・市歌の斉唱をいたしました。指揮をされていた方から、こんなに素晴らしい歌声はこれまで聞いたことがないとの、うれしいお言葉をいただきました。
　表彰式では、宝塚市のために、各分野で長年お力添えを下さってきた方々、企業、事業者の皆さまの功績を称え、感謝の気持ちをお伝えさせていただきました。どの受賞者の方も、困っている人のためというボランティアのお気持ちがとても暖かく、「お互いさまがあふれるまち」宝塚の基礎を作り上げてこられた尊い活動に心から感謝申し上げます。

　そして同じ日、宝塚市役所前の広場で、「だんじりパレード」を開催しました。15台のだんじりが誇らしげに並ぶ姿は実に荘厳で華麗。私も安倉南と川面西のだんじりに乗せてもらい、太鼓と鐘の振動を直接体に感じながら、引き手の方々の力強さに魂が揺さぶられました。だんじりは、それぞれの地域の結束の象徴です。子どもたちに、だんじり文化やその歴史だけでなく、携わる人々の心や地域の思いも、伝わったと思います。

　私は、市制70周年とは、ただ宝塚市という形になって70年経過したということではなく、この宝塚市で私たち市民が、ともに寄り添いながら、お互いを支えながら、課題を乗り越えながら、70年間生きてきた、その証であると思います。市民の手で宝塚市を創り、また、宝塚市が市民を育んできた、この尊い軌跡が私たちに与える大きな恵みを、尽きることのない宝塚市への思いに変えて、これからも、夢に向かって躍動する魅力あふれるまちづくりに取り組んで参ります。