令和6年1月1日市長メッセージ「広報たからづか令和6年1月号の発行にあたって」

ID番号　1055283　更新日　 2023年12月27日

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市民の皆さまへ

　明けましておめでとうございます。

　皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　今年の干支の「甲辰」は、物事の始まりを示す「甲」と発芽した植物がしっかりとした形になる「辰」の組み合わせで、勢いと大きな力、成功を意味します。この「甲辰」に市制施行70周年を迎える宝塚市は、力強く勢いをもって素晴らしい未来へ突き進んでいきます。市制70周年のロゴマークには、手塚治虫さんが生み出したキャラクター「火の鳥」を描き、これまでの宝塚市の歴史と歩みを平和な未来に繋げていきたいというメッセージを込めました。市制70周年は、皆さまと一緒に、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。 

　さて、宝塚市は、TOA株式会社と包括連携協定を締結しました。TOA株式会社は音響や映像の先進的技術を持ち、市内に研究開発拠点「ナレッジスクエア」を構えています。宝塚市の防災行政無線「すみれ防災スピーカー」はTOA製です。「音」を大切にされているTOA株式会社から、今年3月に、市内中学校12校全ての吹奏楽部に楽器を購入するための企業版ふるさと納税もいただきました。

　私は、宝塚市の子どもたちに、宝塚市で育って良かったと感じてもらいたいと思っています。音楽のまち宝塚ならではの音の学びをTOA株式会社からご提案いただいています。また、先日、市内小学校2校で、ビースクール（ミツバチによる環境学習）を実施しました。包括連携協定を締結している銀座ミツバチプロジェクトの協力で、環境の良い所にしか生息しない環境指標生物のミツバチの活動について学びました。子どもたちは、初めて近くで見るミツバチに驚き、美味しい蜂蜜を楽しむなど、きっと宝塚市の素晴らしい自然を大切に守ることを学んでくれたと思います。

　その他にも、宝塚市内全小学校で実施している平田オリザさんの演劇的手法を用いた授業は、子どもたちに、ありのままの自分を表現して良いということを教えてくれます。こどもたちの自己肯定感を高めることに繋がっていると思います。

　これからも、皆さんに宝塚市で育って、宝塚市で暮らして良かったと思ってもらえるまちを目指して邁進してまいります。