vol.47 ガラスの優しい灯りに包まれてみませんか?

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ID番号 1057249 更新日  2024年9月27日

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今回はステンドグラス工房&ガラスショップの「グラススタジオG3」をご紹介します。

グラススタジオG3は、手作りのステンドグラス、ガラスアクセサリーなどを制作、販売しています。

ステンドグラスと聞くと、教会や大聖堂をイメージされる方が多いのでは…?実は生活の中でも気軽に取り入れることができるんです!

外観

 

 

店内には繊細で美しいステンドグラス作品の数々が展示されており、ガラスから感じるぬくもりにとっても癒されます♪

 

店内

 

 

また、工房ではステンドグラス教室が開催され、会話も楽しみながらゆっくり作品作りに取り組むことができます。

今回、私たちもステンドグラス作り体験として、約10ピースのコンセントランプ作りに挑戦しました!!

初めに、好きなデザインを選択。ピンクのバラ(山口サファイア)と、月と星(中川サファイア)のデザインを選びました。

バラ

月

 

 

今回は、ガラスをカットした状態からスタートしましたが、本来は専用のカッターで1枚のガラスからパーツを切り取るそう。ガラスによって色合いが変わるので、どのガラスを使うか、どの部分を切り取るかを考えることも、ステンドグラス作りの楽しみの一つだそう。

まず、パーツ1つ1つの淵に銅のテープを巻き付けていきます。これを巻いた部分にだけ、ハンダづけをすることができます。細かな作業に思わず真剣な表情になってしまいました…!

銅テープ

 

 

次に、接着部分をハンダ付けします。慣れないハンダゴテに大苦戦…!

何とか全てのパーツを張り合わせ、一枚の作品に。

ハンダゴテ

 

 

ハンダ付けの後は、綺麗に洗浄。使った薬品や汚れを洗い落します。

最後にハンダ部分に専用の液を塗布。すると銀色からアンティーク調の銅色に変わり、一気にレトロな雰囲気になりました。(バラのみ)

塗布中

 

 

完成作品はこちら✨ とても可愛らしい、素敵な作品ができあがりました!

完成 バラ
作:山口サファイア
完成 月
作:中川サファイア

完成 2人

 

 

作り方を教えてくださったステンドグラス作家の平野弥生先生は「命が吹き込まれたようなガラスの灯りに心が救われた。ステンドグラスの優しい光でたくさんの人を救いたい」と思い、作家を志されたそうです。

取材様子

 

 

平野先生は、海外の教会のようなハッキリとした色使いではなく、日本の暮らしに馴染む色使いを意識し、デザイン・ガラス選び・色全てにこだわりを持って作品を手掛けられています。なんと、生徒さんが制作に2年かかるものを、平野先生は2カ月で仕上げるのだとか…!また、作品には、その時の想いやパワーを詰め込んで制作しているため、展示会では、自分の心の中を見られているようで恥ずかしくなってしまうそうです。

店内に並ぶ平野先生の作品を見させていただきましたが、時間を忘れてしまうほど、その美しさにうっとり魅了されました。

中川

山口

 

 

今後の目標を伺うと、「ステンドグラスが日常の暮らしに取り入れられ、豊かな暮らしができたらな、と思い制作に励んでいました。これからもさらに普及していったら嬉しいと思っています。」をお話しくださいました。

生活の中でも気軽に取り入れることができるステンドグラス。お家に置いて、ほっこり心を安らげてみませんか?

平野さんと
左から山口サファイア、平野先生、中川サファイア

グラススタジオG3

場所:宝塚市湯本町1-35

電話番号:0797-86-2232

営業時間:10時~18時

定休日:毎週 日・月・水曜日+第5週目

※展示品は季節によって変わります。

このページに関するお問い合わせ

産業文化部 観光にぎわい課
〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 本庁舎3階
電話:0797-77-2012 ファクス:0797-74-9002
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。