vol.21 今年の夏は”つりしのぶ”で癒されませんか?(2021年8月号)
vol.21 今年の夏は”つりしのぶ”で癒されませんか?
今回は、江戸時代から夏の風物詩として親しまれている「つりしのぶ」をご紹介します。
つりしのぶとは、苔を巻き付けた竹などにシノブと呼ばれる植物を組み合わせてつくられており、軒先に風鈴などと一緒に吊るし、涼を楽しむものです。
つりしのぶを専門に作っている農園は、全国でも2軒しかなく、そのうちの1軒であるつりしのぶ園が宝塚市の西谷地区にあるんですよ♪
園内には現在たくさんのつりしのぶが緑の葉を茂らせ、まさに癒しの空間を体験することができます。
園主の市原さんによると、つりしのぶは毎年3~6月頃に苗を作り、その後しっかりと根付くまで1年ほど市原さんの手で育て、翌年の5・6月に出荷するそうです。生産を始めてから約50年になるそうですが、つりしのぶの生育は奥が深く、まだまだ試行錯誤の毎日だとか。
つりしのぶは、園での店頭販売のほかオンラインショップでも購入できます。今年の夏は市原さんが50年間作り続けてきたつりしのぶで癒されてみてはいかがでしょうか。
【つりしのぶ園】
宝塚市境野鳶ヶ巣30
☎91・0223
年中無休(営業時間:8時~17時)
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