アルコールと健康
アルコールと健康
アルコールによる影響には個人差があり、不適切な飲酒は循環器疾患やがん等の要因となります。
健康に配慮した飲酒を心がけましょう。
健康に配慮した飲酒の仕方等について
適量を守る(純アルコール20gまで)
アルコールの分解能力には個人差があります。通常であれば、日本人の適量は純アルコールで1日あたり20gです。
しかし、女性や高齢の方、お酒に弱い方は、20gよりも控えめな摂取が望ましく、純アルコール量が少ないほど、
飲酒によるリスクが少なくなるという報告もあります。
飲酒をする時は
飲酒前又は飲酒中に食事をとり、血中のアルコール濃度を上がりにくくすることで、お酒に酔いにくくする効果があります。
また飲酒の合間に水(又は炭酸水)を飲むことで、アルコールをゆっくり分解・吸収できます。
栄養バランスの良いつまみと一緒に
おつまみは肝臓に優しい低塩・高たんぱくのものや、食物繊維が多く低カロリーなものを選びましょう。
(例) 野菜の煮物、海藻サラダ、焼き茄子、マグロのお刺身、冷奴など
アルコール自体が高カロリーなものが多いので、揚げ物などは控えめにしましょう。
週に2日間の休肝日をもうける
毎日の飲酒は肝臓が休むことができず、機能低下を招きかねません。週2日間、肝臓を休ませましょう。
定期健診で健康状態のチェックを
過度の飲酒は肝機能のほか、消化器、脳、循環器などに悪影響を及ぼします。
定期健診で、自身の健康状態をしっかりと把握しましょう。
こんな飲酒は危険です!
- 20歳未満、妊娠中・授乳中の女性、服薬中の方、運転時はお酒を飲んではいけません。
- 20歳未満の飲酒は法律で禁止されてます。成長期の脳や生殖器、肝臓などに悪影響を及ぼします。
- 妊娠中の飲酒は胎児の脳や発達に悪影響があり、早産・流産のリスクを高めます。
- 風邪薬、睡眠薬、精神安定剤などの服用前後に飲酒すると、思わぬ副作用が出る可能性があります。
- 運転時の飲酒は法律で厳しく禁止されています。どんなに少量であってもアルコールは視力や反射神経を鈍らせ、判断力を低下させます。絶対に飲酒しないようにしましょう。
宝塚市の取り組み
平成31年(2019年)3月に本市の健康づくりを推進するための計画である「健康たからづか21(第2次後期計画)」策定しました。
多量飲酒の割合の減少を目指し、市民の健康づくりの推進に取り組んでまいります。
出典:健康たからづか21(第2次後期計画)
※多量飲酒者とは、次の条件に当てはまる人としています。(清酒換算)
男性の場合
毎日×2合以上、週5~6日×2合以上、週3~4日×3合以上、週1~2日×5合以上、月1~3日×5合以上
女性の場合
毎日×1合以上、週5~6日×1合以上、週3~4日×1合以上、週1~2日×3合以上、月1~3日×5合以上
成人期・高齢期の目標項目 | 現状値(2018) | 目標値(2024) | |
多量飲酒者の 割合の減少 |
男性 | 11.6% | 減少 |
女性 | 11.9% | 6.4% |
アルコール関連問題啓発週間
アルコール健康障害対策基本法に基づき、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるために、11月10日から11月16日をアルコール関連問題啓発週間と設定しています。
各種団体
兵庫県公式ホームページで紹介されています。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課(健康センター)
〒665-0827 宝塚市小浜4丁目4番1号
電話:0797-86-0056 ファクス:0797-83-2421
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。