身近に迫る糖尿病の危険
糖尿病とは
糖尿病は、放置すると失明や人工透析、四肢の切断などにつながり、日常生活に大きな影響を及ぼす恐ろしい病気です。
平成28年(2016年)に行われた国の調査によると、糖尿病やその予備軍の方は全国で2千万人にのぼると推計されており、多くの方に発症の可能性がある病気です。
糖尿病自体は、自覚症状がほとんどありませんが、血糖値が高い状態を長年放置していると血管が傷つけられ、重大な合併症を引き起こします。そのため、糖尿病のリスクがあるのかを知るために、まずは血液検査を受けて自身の血糖値を把握することが大切です。
日常生活での対策
(1)年に一度は健康診査(健診)を受ける
市では、40歳以上の宝塚市国民健康保険被保険者を対象に特定健康診査を、兵庫県後期高齢者医療被保険者を対象に後期高齢者健康診査、生活保護受給者を対象に基本健康診査を実施しています(社会保険に加入している方は、各保険者が実施しています)。
各健診には、糖尿病に関する検査が含まれていますので、血液検査を1年以上受けていない方は、ぜひ受診してください。
(2)治療を継続する
健診の結果、医療機関への受診が必要と判断された方は、必ず受診しましょう。
また、治療が必要と診断された方は、継続して受診することが大切です。自覚症状がないからといって、自己判断で治療を中断すると、気づかないうちに血糖値の高い状態が続いてしまう恐れがあります。
(3)生活習慣を改善する
~食事のポイント~
- 3食規則正しくバランスよく食べましょう。
- 腹八分目にし、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
- 食物繊維を多く摂りましょう。
- 間食の摂り過ぎに注意しましょう。
~運動のポイント~
- 筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせて行いましょう。
糖尿病は、適切な治療と生活習慣の改善により重症化を予防することが出来ます。他人事と思わず、自身の身体を知って健康な生活を送りましょう。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課(健康センター)
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